登山を始めたばかりの頃って、道具を揃えるだけでも一苦労ですよね。特に膝への負担を減らしてくれるトレッキングポールは欲しいけれど、有名ブランドのものは驚くほど高価で、手が出しにくいと感じている方も多いはずです。
ネットで検索すると必ず目にするトレッキングポールのダバダですが、安すぎて逆に不安という声もよく耳にします。実際の使い方は簡単なのか、あるいは折りたたみモデルの耐久性や修理のしやすさはどうなのか、気になるポイントは尽きません。
筆者も最初は、安いものには何か裏があるのではと疑っていましたが、調べていくうちにその評判の理由が見えてきました。この記事では、これから山歩きを楽しみたい方が納得して装備を選べるよう、ダバダの魅力や実力について詳しくお伝えします。
この記事でわかること
①カーボン製とアルミ製の違いと重量メリット
②安全基準であるSGマーク取得の重要性
③迷わないポールの長さ調整やメンテナンス方法
④他ブランドと比較した圧倒的なコスパの正体
トレッキングポールのダバダ:高コスパの魅力!

まずは、なぜこれほどまでに多くの登山者に支持されているのか、その理由を掘り下げてみましょう。低価格ながらも、素材選びから構造まで、使う人のことを考えた工夫が詰まっています。
✅カーボン製とアルミ製モデルの素材や重量の違い
✅折りたたみ式の収納サイズと持ち運びの利便性
✅初心者でも安心なSGマーク取得と高い安全性
✅スクリューロックやカムロックの正しい使い方
✅経年劣化を防ぐ分解清掃や修理のメンテナンス術
カーボン製とアルミ製モデルの素材や重量の違い

ダバダのラインナップを語る上で欠かせないのが、素材の使い分けですね。一般的に普及しているのは、航空機にも使われる「超々ジュラルミン(A7075)」を使用したアルミモデルです。
これは非常に強度が高く、万が一強い力がかかっても「パキンと折れる」のではなく「グニャリと曲がる」塑性変形を起こす性質があります。
山の中で完全に破断してしまうと支えを失い滑落などの危険がありますが、曲がる程度なら応急処置で下山までしのげる可能性が高い。この信頼性の高さこそがアルミの大きなメリットと言えます。
運動生理学から見る軽量化の驚くべき効果
一方で、軽さを追求したい方にはカーボン製モデルが選ばれています。1本あたりの重量が約175gからと、手に持った瞬間に驚くほどの軽さを実感できるはずです。
筆者の視点から補足すると、トレッキングポールの重量差が歩行に与える影響は、単純な数字以上のものがあります。例えば1日20,000歩の縦走を行う場合、腕を振る回数も同じく20,000回に達しますよね。
物理的な計算では、ポール1本あたりたった50gの軽量化でも、1日の山行で合計1トンもの持ち上げ負荷が削減される計算になるんです。この差は、肩こりの防止や心拍数の安定において無視できない効果を発揮します。

カーボンの振動吸収性と素材特性の注意点
カーボンの利点は軽さだけではありません。素材自体の振動減衰性が高いため、地面を突いた時の不快な振動が手に伝わりにくく、手首や肘の疲労を大幅に軽減してくれます。
ただし、一点に集中する衝撃や岩の隙間に挟まった状態での横方向の圧力にはアルミよりも脆い性質があるため、岩場などではより丁寧な操作が求められます。自分の歩くフィールドや体力に合わせて、どちらの素材がベストか選ぶのが一番かなと思います。
素材選びの目安:
・初心者や岩場が多いルートなら、頑丈で曲がりにくいアルミ(A7075)がおすすめ!
・体力に自信がない方や長距離を歩くなら、疲労を軽減するカーボンが最適です。
折りたたみ式の収納サイズと持ち運びの利便性
公共交通機関を使って山へ向かう方にとって、ポールをザックにすっぽり収められるかどうかは非常に重要なポイントですよね。
ダバダには、シャフトをワイヤーで連結して分割できる「折りたたみモデル」があり、収納サイズが約30cmという驚異的なコンパクトさを実現しています。これ、実際に手に取ってみると本当に小さくて、A4サイズのノートより少し長いくらいの感覚なんですよ。
公共交通機関や飛行機利用でのメリット

従来の伸縮式だと、最短に縮めても50cm〜60cmほどあるため、小型のザック(20L〜30L)だとどうしても頭がはみ出してしまいます。
電車やバスの中で周囲の人の邪魔にならないかハラハラした経験がある方もいるのでは?折りたたみ式なら完全にザックの中へパッキングできるので、移動中もスマートです。また、登山だけでなく、旅行先での散策やウォーキングのお供としても非常に優秀ですね。
組み立ての簡便さと構造の進化
「折りたたみ式って組み立てが面倒そう」と思うかもしれませんが、今のモデルは本当によく出来ています。内部のワイヤーを引っ張ってプッシュピンで固定するだけなので、慣れれば片手で数秒、両手でも10秒かからず組み立てが完了します。
ダバダの最新モデルでは、この折りたたみ構造にもアルミ合金A7075を採用しており、軽量さと強度のバランスがさらに向上しています。ただし、構造が複雑な分、伸縮式よりもわずかに重量が増す傾向にあるため、購入前には重量バランスもチェックしてみてくださいね。
収納のコツ:折りたたみ式はコンパクトさが売りですが、長さの微調整範囲が伸縮式(60cm前後〜120cm)に比べて限定される(110cm〜120cmなど)場合があります。自分の身長に対して適切な長さに合わせられるか、スペック表の「使用可能サイズ」を必ず確認しましょう。
初心者でも安心なSGマーク取得と高い安全性
「安いからといって、山で使っている最中に壊れたら…」という不安は、登山者なら誰でも抱くものです。
ダバダのトレッキングポールが信頼されている最大の理由は、一般財団法人製品安全協会が定める「SGマーク」を取得していることにあります。これ、実は格安モデルを販売しているメーカーとしては非常に珍しく、かつ素晴らしい姿勢なんです。

厳しい試験をクリアした信頼の証
SGマーク(Safe Goods)は、消費者の生命の安全を脅かす恐れのある製品に対し、専門家による厳格な基準適合性を認めた場合にのみ付与されるものです。トレッキングポールの場合、「シャフトに一定の荷重をかけても折れないか」「突いた瞬間にロックが滑って縮まないか」「ストラップが強い力で千切れないか」といった項目が細かくチェックされます。
多くの安価な輸入品がこれらのコストのかかる試験を回避する中で、ダバダはこれをクリアし、日本国内の安全基準に適合させているんです。筆者としても、この「安全性への投資」をしている点は高く評価したいポイントですね。
万が一の時の強力な賠償制度
SGマークの真価は、万が一の製品欠陥による人身事故が発生した際に、最高1億円の賠償制度が付帯している点にあります。(出典:一般財団法人製品安全協会『SGマーク制度』)。
数千円で購入した装備に対して、これほどの人的損害賠償が付いているというのは、初心者や高齢者の方にとって計り知れない安心感をもたらします。これは単なる「安物」ではなく、メーカーが責任を持って販売している「道具」であることの証明と言えますね。
注意点:SGマークの賠償はあくまで「製品の欠陥」が原因で怪我をした場合に適用されます。自分の不注意による転倒や、間違った使い方(岩の隙間に無理やり差し込んでテコのように使うなど)による破損は対象外となるので、過信は禁物ですよ。
スクリューロックやカムロックの正しい使い方
ポールを自分の身長に最適な長さに固定する「ロック機構」。ここがしっかりしていないと、体重をかけた瞬間にポールが縮んでしまい、大怪我に繋がる恐れがあります。
ダバダでは主に2種類のシステムを採用しているので、それぞれの特徴と使い方をマスターしましょう。基本的には、平地では肘が90度に曲がる長さを基準に、登りでは短め(-5〜10cm)、下りでは長め(+5〜10cm)に調整するのが疲れにくいコツです。
スクリューロック(回転固定式)のコツ
シャフトを時計回りに回して、内部のプラグを広げて固定するタイプです。外側にレバーなどの突起がないため、深い藪(やぶ)の中を歩く時に枝が引っかかりにくいというメリットがあります。
ただし、締める強さが自分の感覚次第なので、最初は「これくらいで大丈夫かな?」と不安になるかもしれません。目安としては、グッと止まるまで締めた後、実際に体重をかけてみて1mmも動かないことを確認するのが正解です。
寒冷地では内部が凍結して空回りすることもあるので、冬山で使う場合は少し注意が必要ですね。

カムロック(レバー式)の圧倒的スピード
最近の主流は、こちらのレバーでパチンと固定するタイプ。ダバダのカーボンモデルなどにも採用されていますが、操作がとにかく速い!グローブをしたままでも簡単に調整できますし、ロックの状態が目で見えるので安心感が違います。
ただし、レバーの締め付け強さを決めるダイヤルが緩んでいると、レバーを倒してもロックがかからないことがあります。山行前には、レバーを倒す時に「適度な抵抗感」があるか、必ず調整ダイヤルをチェックしてくださいね。
ポールを突く位置:
登りでは「足のすぐ横か少し後ろ」を突き、腕の力で体を押し出すイメージ。
下りでは「足よりも前方」に突き、膝への衝撃を腕に分散させるイメージで使うと効果的ですよ!
経年劣化を防ぐ分解清掃や修理のメンテナンス術
せっかく手に入れたダバダのポール、1シーズンで使い捨てるのはもったいないですよね。実はトレッキングポールって、登山靴と同じくらい過酷な環境にさらされる消耗品なんです。
土、水、汗、そして強い荷重。これらが原因で、久しぶりに使おうと思ったら「シャフトが抜けない!」「ロックが動かない!」なんてトラブルはよくある話です。でも、ちょっとしたメンテナンスで驚くほど長持ちします。
帰宅後10分の「全分解」が寿命を決める

特に雨の日や湿気の多い日の山行後は、シャフトの内部に水分が入り込んでいます。これをそのまま放置すると、アルミモデルの場合は「酸化アルミニウム」という白い錆が発生し、シャフトが固着して動かなくなります。
帰宅したらすべての節を一度バラバラに抜き取り、乾いた布で内部の汚れと水分を拭き取ってください。そのまま1日陰干しして完全に乾燥させてから組み立て直す。
これだけで、3年、4年と使い続けることができるようになります。ダバダのポールは構造がシンプルなので、初心者の方でも簡単に全分解できますよ。
パーツ紛失や故障時の対応
「先端のゴムキャップを泥の中に置いてきてしまった…」これは登山者あるあるですが、ダバダなら安心です。補充用のキャップやバスケットが数百円で販売されていますし、ネット通販で簡単に入手できます。
また、ロック機構のプラスチックパーツが割れたといった場合でも、大阪のカスタマーサポートが対応してくれるので、海外直送のノンブランド品のように「壊れたら即ゴミ箱」とはなりません。長く使える「サステナブルな道具」としても、ダバダは優秀かなと思います。
固着して動かない時は:もしシャフトが固まってしまったら、滑り止めのついた軍手をはめて二人で反対方向に回すか、ラバー状のシートを巻いて回すと外れることが多いです。無理にペンチで挟むとシャフトが傷つき、強度が落ちるので注意してくださいね。
トレッキングポールのダバダ:口コミや評判から賢く選ぶ!

スペックだけでは見えてこない、実際のユーザーたちが感じている「リアルな空気感」についてもお伝えしておきます。多くの人が「結局ダバダで良かった」と口にする理由は何なのでしょうか。
✅実際に使用したユーザーの口コミや評判を分析
✅カリマーなどの他社競合ブランドとの徹底比較
✅登山道や舗装路でのキャップやバスケットの活用
✅まとめ:トレッキングポールのダバダ
実際に使用したユーザーの口コミや評判を分析
大手ECサイトのレビュー欄を見ると、その圧倒的な数に驚くはずです。数千件、数万件というレビューの中で共通しているのは、やはり「価格以上の実用性」への驚きですね。
「1本数万円のブランド品と比べても、重さや使い勝手に遜色がない」「安物だと思って使い倒すつもりだったが、意外と2年以上持っている」といったポジティブな声が非常に多いです。筆者が思うに、ダバダは「完璧な高級品」を目指しているのではなく、登山を楽しむための「必要十分なライン」を完璧に押さえているんだと感じます。
ネガティブな評価もしっかり把握しよう
もちろん、良い評価ばかりではありません。「ストラップの調整が少ししづらい」「キャップが外れやすい」といった声も確かにあります。
でも、これらは「ストラップを一度自分に合わせて縫い付ける」とか「キャップを接着剤やビニールテープで補強する」といった、ちょっとした工夫で解決できるレベルのものです。こうした「使いこなし」も登山の醍醐味の一つだと捉えられるなら、ダバダは最強のツールになります。
逆に、一切の手間をかけたくない、最高のブランド力を所有したいという方には、LEKIやBlack Diamondなどの高級ブランドが向いているかもしれませんね。
カリマーなどの他社競合ブランドとの徹底比較
コスパ重視の層から比較対象に挙がるのが、イギリス発祥の老舗「カリマー(karrimor)」などのライセンス商品です。カリマーのポールも比較的安価で、デザインが非常におしゃれですよね。
ただ、同じ価格帯で比較すると、ダバダの方が「付属品の充実度」や「日本人向けのサイズ設計」で一歩リードしている印象を受けます。
| 比較項目 | DABADA(アルミ伸縮) | 他社エントリーモデル | 欧米高級ブランド |
|---|---|---|---|
| 価格(ペア) | 約3,000円〜 | 約5,000円〜9,000円 | 約20,000円〜35,000円 |
| 安全基準 | SGマーク取得 | メーカー独自基準 | 海外安全基準(TUV等) |
| 付属品 | キャップ・バスケット等フルセット | 別売りの場合あり | 最小限(別売りが基本) |
| 主な用途 | 低山〜本格縦走、日常利用 | ハイキング、デザイン重視 | 過酷な雪山、UL登山 |
※価格や仕様は2024年現在の目安です。正確な情報は各公式サイトをご確認ください。
ダバダの強みは、なんと言っても「これさえ買えば明日から山に行ける」というフルセットパッケージであることです。他社ブランドだと、岩場用のキャップや雪用のバスケットを後から買い足していくうちに、合計金額が跳ね上がってしまうこともあります。
その点、ダバダは最初からユーザーの出費を最小限に抑える構成になっているのが誠実だなと感じます。
登山道や舗装路でのキャップやバスケットの活用
ポールを正しく、そして「マナー良く」使うために欠かせないのが先端パーツの使い分けです。
ダバダのセットに入っている各種パーツ、実はそれぞれに重要な役割があるんですよ。これを適当にしていると、自分だけでなく山そのものにダメージを与えてしまうこともあります。
ウォーキングキャップ(ラバーキャップ)
アスファルトの道や木道で使用します。金属の石突きが直接当たると、カンカンという騒音がうるさいだけでなく、大切な木道を傷つけたり、滑って転倒したりする原因になります。
特に登山口までのアプローチでは必ず装着しましょう。ダバダのキャップは日本人の力に合わせて程よい硬さになっていますが、やはり摩耗はします。底の溝がなくなってきたら早めの交換を!
標準バスケットとスノーバスケット
「この傘みたいなパーツ、何に使うの?」と思うかもしれませんが、これが無いとポールが泥地や雪の中にズボズボと埋まってしまい、全く支えになりません。
ぬかるんだ道では標準バスケットを、雪山(ダバダはスノーバスケット別売モデルもあります)ではさらに大きなスノーバスケットを装着します。ダバダのパーツはネジ込み式でしっかり固定できますが、長時間の山行では振動で緩むこともあるので、休憩時間にチェックする癖をつけると失くしにくくなりますよ。

アンチショック機能の恩恵
ダバダの伸縮モデルの多くには、内部にスプリングが入った「アンチショック機能」が搭載されています。これ、地面を突いた瞬間にわずかに沈み込むことで、手首への衝撃をやわらげてくれるんです。
特に下り坂で体重をポールに預ける際、そのクッション性があるおかげで翌日の腕の筋肉痛がかなり軽減されるのを筆者も実感しています。
まとめ:トレッキングポールのダバダ

長い記事をここまで読んでいただきありがとうございます!結局のところ、トレッキングポールのダバダを選ぶということは、単に「安いから」という妥協ではなく、「自分に必要な機能を賢く、安全に手に入れる」という非常に合理的な選択なんです。
1本数万円のポールを買って、傷つくのを恐れて慎重に使うよりも、ダバダを相棒にして、泥にまみれ、岩にぶつかりながらも、自分の足でしっかりと大地を踏みしめて歩く。その方が、登山の楽しみがよりダイレクトに感じられる気がしませんか?
筆者のおすすめは、まずは標準的なアルミモデルから入り、登山の回数が増えて「もっと軽くしたい!」と欲が出てきたらカーボン製や折りたたみ式を検討するステップアップです。
ダバダなら、たとえ家族全員分を揃えても、有名ブランド1人分より安く済むこともありますからね。余った予算で美味しい山ごはんを食べたり、温泉に寄ったりするのも登山の醍醐味です。
最後に一つだけ。トレッキングポールはあくまで「歩行の補助」です。ポールがあるからといって、本来の自分の体力以上の無理なルートに挑むのは厳禁ですよ。自分の足とポール、この4本の支柱をバランスよく使いこなして、最高の景色に出会えることを心から応援しています!

※本記事の内容は筆者の調査と経験に基づいた一般的な目安です。製品の仕様変更や個体差、使用環境によって結果が異なる場合があります。正確な最新情報や安全上の注意点については、必ず株式会社DABADAの公式サイトをご確認ください。登山は常にリスクを伴う活動ですので、最終的な装備の判断と安全確保は自己責任にてお願いいたします。
(出典:株式会社DABADA 公式サイト)


