アークテリクスのバックパックの中でも、超軽量でどこにでも持っていけるインデックス15は本当に便利な名作でしたよね。でも、いざ買い足そうと思ったり新調しようとしたりすると、公式サイトから姿を消していて驚いた方も多いのではないでしょうか。
実は現在、インデックス15は生産を終了しており、その後継モデルとしてヒリアド15がその役割を引き継いでいます。インデックス15の後継モデルであるヒリアド15は、単なる名前の変更ではなく、素材や細かいディテールがブラッシュアップされているんです。
この記事では、旧モデルとの具体的な違いや、今から手に入れる際の注意点について、筆者の視点で詳しくお伝えします。自分にぴったりの軽量パックを見つける参考にしてくださいね。
①ヒリアド15への変更点と進化したポイント
②コーデュラナイロンの耐久性と軽量化のメリット
③マンティス16など他モデルとの決定的な違い
④現在の在庫状況と購入時のアドバイス
アークテリクスのインデックス15:後継を探す方へ

長年愛されたインデックス15がラインナップから外れた今、代わりとなるモデルを探すのは自然な流れですよね。結論から言うと、その席に座っているのは「ヒリアド15」です。まずはこの2つのモデルがどう違うのか、中身を深掘りしていきましょう。
✅インデックス15とヒリアド15の違いを徹底比較
✅ヒリアド15の耐久性を支えるコーデュラ素材の魅力
✅パッカブル機能の使い勝手と収納方法の変更点
✅ロゴの刺繍化と外部ループ廃止によるデザインの進化
インデックス15とヒリアド15の違いを徹底比較

※↑↑これ、コードループが確認できますね。
インデックス15と、その後継であるヒリアド15を並べてみると、シルエットこそ似ていますが、その設計思想には明確な進化が感じられます。筆者が一番大きな変更点だと感じるのは、やはり外部に配置されていた8カ所のコードループが完全に廃止されたことですね。
旧モデルのインデックス15では、このループにバンジーコードを通したり、カラビナを使ってポーチを外付けしたりする楽しみがありましたが、ヒリアド15ではそれらが一切なくなり、非常にクリーンで洗練されたルックスになりました。
また、ブランドの顔とも言えるロゴの仕様変更も大きなポイントです。インデックス15はシルクスクリーンのプリントロゴが一般的でしたが、ヒリアド15では高級感あふれる刺繍ロゴが採用されています。
プリントはどうしても長年の使用で剥げてしまうことがありましたが、刺繍ならその心配も少なく、見た目の質感もグッと上がっていますね。容量自体はどちらも15リットルで据え置きですが、インデックス15が「山での補助バッグ」という色が強かったのに対し、ヒリアド15は「都市生活にも馴染む自立したデイパック」へと格上げされた印象を受けます。
内部構造の継承と細かなアップデート

内部に目を向けると、10インチ程度のタブレットを収納できるスリーブや、ハイドレーション用のクリップ、そして鍵を紛失しないためのキークリップ付き外ポケットなど、インデックス15で評価されていた便利な機能はしっかりと引き継がれています。
使い勝手が変わっていないというのは、旧モデルからの乗り換えを検討しているユーザーにとっては一番の安心材料になるかなと思います。まさに、良いところは残し、古くなった部分は現代的にアップデートした理想的な後継機と言えるでしょう。
主な変更点のまとめ
- 外観の整理:外部ループを廃止し、引っ掛かりのないクリーンなデザインへ
- ロゴの高級化:プリントから刺繍への変更で、耐久性と見た目の質感が向上
- パッカブルの維持:フロントポケットに本体を収納できる機能はそのまま継続
- 倫理的製造:フェアトレード認証施設での製造となり、ブランド価値を強化

ヒリアド15の耐久性を支えるコーデュラ素材の魅力
素材の進化については、ヒリアド15の最も特筆すべき点かもしれません。主生地には、信頼の「100d SD コーデュラ ナイロン 6,6 ドビー」が採用されています。インデックス15で使用されていたナイロンも軽量で優秀でしたが、コーデュラ素材はミリタリーやワークウェアでも使われるほど、摩耗や引き裂きに対して圧倒的な強さを誇ります。
驚くべきは、耐久性が大幅に向上しているにもかかわらず、公称重量が約200gと、インデックス15(220g)よりもさらに軽量化されていることです。これはアークテリクスの素材工学の賜物と言えるでしょう。
また、裏地には200dのポリエステルを使用し、表面には環境に配慮したPFCフリーのDWR(耐久撥水)加工が施されています。これにより、小雨程度であれば十分に弾いてくれる安心感があります。
ただ、一点だけ筆者が気になっているのは、内部のポリウレタン(PU)コーティングです。インデックス15でも数年使うと加水分解による剥離が話題になることがありましたが、これは薄型軽量パックの宿命とも言える課題です。ヒリアド15で素材が変わったとはいえ、湿気の多い場所での保管は避けるなど、最低限のケアはしてあげたいところですね。
100dコーデュラナイロンが選ばれた理由
なぜあえて高価なコーデュラ素材を採用したのか。それは、この15リットルという絶妙なサイズが、今や「サミットパック」としてだけでなく、毎日の「通勤・通学」や「お買い物バッグ」として過酷に使い倒されることをアークテリクスが理解しているからだと思います。
日常的に使えば、壁に擦れたり床に置いたりする頻度も増えます。そんな場面で、この100dの薄さながらしっかりと中身を守ってくれる安心感こそが、ヒリアド15が支持される最大の理由かなと感じます。
パッカブル機能の使い勝手と収納方法の変更点

インデックス15を名作たらしめていた最大の武器「パッカブル機能」は、ヒヘリアド15でも見事に継承されています。フロントポケットの裏側にある収納用スペースに、本体をぐいぐいと押し込んでいくことで、最終的には手のひらサイズより一回り大きいくらいのポーチ状にまとまります。
筆者もよくやりますが、登山のメインザックに入れておき、テント場に着いてからの散策用に使ったり、旅行先でのお土産用サブバッグとして持ち歩いたりするのには、これ以上の選択肢はありません。
収納のコツとしては、きれいに畳もうとするよりも、端から少しずつ押し込んでいく方がスムーズに収まる気がします。ヒリアド15になって生地のしなやかさが増したせいか、インデックス15の時よりもパッキング時のストレスが軽減されているように感じます。
収納時の形状もフラットになるように設計されているため、メインバッグの隙間にスッと差し込めるのが本当に便利なんです。
軽量化とトレードオフの構造的限界
ただし、パッカブルである以上、背面にはプラスチック板などのフレームは一切入っていません。そのため、何も入れていない状態だとクニャッと潰れてしまいます。
また、角張ったお弁当箱やハードカバーの本などを入れると、その形がダイレクトに背中に当たることも。これを回避するには、パッキングの際に一番背中側にタオルや雑誌などの平らなものを配置する工夫が必要です。
この「ちょっとした工夫」を楽しむのも、軽量ギア使いの醍醐味かもしれませんね。あくまで「構造を捨てて軽さを取った」という特性を理解して使いこなすのが、このバッグを120%活かす方法です。
ロゴの刺繍化と外部ループ廃止によるデザインの進化

※↑↑これ、丁寧な刺繡ロゴと「100d コーデュラ ナイロン ドビー」の質感が確認できます。
デザインの変遷を振り返ると、アークテリクスがターゲット層を少しずつ広げていることが見て取れます。インデックス15は、どちらかと言えば「クライマーの道具」という無骨な雰囲気が漂っていましたが、ヒリアド15は完全に「アーバン・エステティクス(都市の美学)」へとシフトしています。
外部ループを無くしたことで、全体のシルエットが滑らかな曲線を描くようになり、どんなに洗練された街の風景にも違和感なく溶け込みます。
特に、刺繍ロゴへの変更はインパクトが大きいです。プリントロゴはスポーティーな印象を与えますが、刺繍はフォーマルなコートや上品なニットと合わせても浮きません。
筆者の周りでも、「インデックス15は少しアウトドア感が強すぎて通勤には使いづらかったけれど、ヒリアド15なら仕事でも使える」という声が増えています。これは、アークテリクスが培ってきたテクニカルな機能を、日常のスタイルに落とし込むという現代のトレンドを見事に反映した結果だと言えますね。
「削ぎ落とす」というブランドの哲学
アークテリクスの製品開発には「ミニマリズム」という一貫した哲学があります。ヒリアド15における外部ループの廃止は、単なるデザイン変更ではなく、本当に必要な機能だけを残すという引き算の美学です。
多くのパーツを付ければ多機能にはなりますが、その分重くなり、故障や引っ掛かりのリスクも増えます。ヒリアド15を背負ってみると、その究極に削ぎ落とされた軽快さに、ブランドの強いこだわりを感じずにはいられません。
アークテリクスのインデックス15:後継を選ぶ際の注意点
魅力たっぷりのヒリアド15ですが、手放しで誰にでもおすすめできるわけではありません。後継モデルとして検討する際に、必ず押さえておきたい現実的なポイントがいくつかあります。
✅ヒリアド15の在庫状況や再入荷の最新トレンド
✅マンティス16やコンシール15との用途別の選び方
✅フレームレス構造による型崩れや背負い心地の評価
✅フェアトレード認証などサステナビリティへの取り組み
✅正統進化を遂げたプロダクトとは?
✅まとめ:アークテリクスのインデックス15の後継

ヒリアド15の在庫状況や再入荷の最新トレンド
現在、ヒリアド15を探しているユーザーにとって最大の障壁となっているのが、慢性的な「在庫不足」です。アークテリクスの人気は世界的に高まっており、特に使い勝手の良いヒリアド15は、入荷しても数日で完売してしまうことが珍しくありません。
特に「ブラック」や「ネイビー」といった定番カラーは、公式オンラインストアで「通知待ち」の状態が数ヶ月続くこともあります。
この背景には、単なる人気の集中だけでなく、アークテリクスが製品のクオリティを維持するために、大量生産を避けて供給量をコントロールしている側面もあると言われています。また、昨今のサプライチェーンの不安定さも影響しているかもしれません。
もし、実店舗や信頼できる正規ディーラーで在庫を見かけたなら、それはかなりの幸運です。迷っているうちに無くなってしまうのがアークテリクスの常なので、即断即決が求められる厳しい状況だと言わざるを得ません。
購入時の注意点:偽物に注意!
人気モデルゆえに、フリマアプリや怪しい通販サイトで偽物が出回っているケースも報告されています。「安すぎる」ものや「ロゴの刺繍が雑」なものは避け、できる限り正規販売店で購入するようにしましょう。
また、中古で旧型のインデックス15を狙う場合は、内側のコーティングがベタついていないか、剥離していないかを念入りに確認することをおすすめします。

マンティス16やコンシール15との用途別の選び方
インデックス15の後継を探していると、必ずと言っていいほど「マンティス16」や「コンシール15」という名前が挙がってきます。これらは容量が近いので迷いやすいのですが、コンセプトが全く違います。ここでしっかり整理しておきましょう。
| 比較項目 | ヒリアド15 | マンティス16 | コンシール15 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 約200g | 約700g | 約310g |
| 構造 | フレームレス(柔らかい) | 背面パネルあり(硬め) | バリスティック素材(堅牢) |
| パッカブル | 可能(非常に小さくなる) | 不可 | 不可 |
| 得意なシーン | 旅のサブ・軽い外出 | 長時間の通勤・通学 | クライミング・岩場 |
ヒリアド15はあくまで「軽さと携帯性」を追求したモデルです。もし、重いノートPCを毎日持ち運んだり、ハイキングで5kg以上の荷物を背負ったりするなら、背面パッドがしっかりしているマンティス16を選んだほうが、結果として体への負担は少なくなります。
逆に、岩場にぶつけても平気なタフさが欲しいならコンシール15一択。自分の使い方が「どこまで重いものを入れるか」「どこまで歩くか」を基準に選ぶのが失敗しないコツですね。

フレームレス構造による型崩れや背負い心地の評価
ヒリアド15の背負い心地について、ユーザーの評価は大きく二分されます。「軽くて何も背負っていないようだ」と絶賛する声がある一方で、「荷物を入れると形が崩れて背負いにくい」という不満も散見されます。
これはどちらも正解です。フレームがないということは、バッグの形が中身に依存するということです。例えば、丸いペットボトルだけを入れると、背中にゴツゴツと当たります。
筆者の個人的な感想としては、ショルダーストラップが薄いメッシュ素材である点も好みが分かれるポイントかなと思います。通気性は抜群ですが、重い荷物を入れた時に肩に食い込みやすい。
目安としては、総重量が3kg〜4kg程度までなら快適ですが、それを超えると肩への負担が気になり始めます。デイリーユースでお財布、スマホ、薄手のシェル、折りたたみ傘くらいを入れるのであれば、これほど快適なバッグはありません。用途を明確にすることが、このバッグの評価を左右します。

フェアトレード認証などサステナビリティへの取り組み
ヒリアド15は、現代のアウトドアブランドに求められる倫理的基準をクリアした製品でもあります。アークテリクスは近年、製造工程における労働環境の改善に注力しており、このモデルもフェアトレード認証施設で製造されています。(出典:アークテリクス公式『サステナビリティへの取り組み』)
また、環境残留性が懸念されるフッ素化合物を使わない「PFCフリー」の撥水加工を採用している点も注目に値します。従来の撥水加工に比べると、油汚れなどには少し弱いという特性がありますが、自然への影響を最小限に抑えようとするブランドの姿勢には共感できますよね。
ただし、撥水性は摩擦によって徐々に低下するため、市販の環境に配慮した撥水スプレー等で定期的にメンテナンスしてあげると、コーデュラナイロンの美しさをより長く保つことができます。製品を長く使い続けること自体が、最も効果的な環境保護に繋がります。

正統進化を遂げたプロダクトとは?
総括すると、アークテリクスのインデックス15の後継として登場したヒリアド15は、旧モデルのファンをも納得させる正統進化を遂げたプロダクトです。100dコーデュラナイロンによる「耐久性と軽量化の両立」、そして刺繍ロゴが象徴する「デザイン性の向上」は、単なるリニューアルを超えた価値を提供してくれます。
外部ループの廃止は一部のユーザーには惜しまれるかもしれませんが、その分得られたクリーンな外観は、現代のライフスタイルに完璧にマッチしています。
一方で、入手困難な在庫状況や、フレームレスゆえのパッキングの工夫が必要な点など、アークテリクスらしい「こだわり」と「使いこなし」が求められるバッグでもあります。もしあなたが、街でも山でも、そして旅先でも活躍する、最小限で最大限の機能を持つバックパックを探しているなら、ヒリアド15は最高の選択肢になるでしょう。
最終的なサイズ感や最新のカラーバリエーション、詳細なメンテナンス方法については、必ずアークテリクス公式サイトで最新情報を確認するようにしてくださいね。

まとめ:アークテリクスのインデックス15の後継
この記事で解説した重要なポイントをリストにまとめました。最終チェックとして活用してくださいね。
- アークテリクスのインデックス15は生産終了しておりヒリアド15が正統な後継モデル
- ヒリアド15は外部に配置されていた8カ所のコードループを廃止してスッキリした外観を実現
- ロゴがプリントから刺繍に変更されたことで高級感と耐久性が大幅に向上
- メイン素材には摩擦や引き裂きに強い100デニールのコーデュラナイロンを採用
- 耐久性を高めながらも重量は約200gまで軽量化されており旧モデルより軽い
- フロントポケットに本体をすべて収納できるパッカブル機能はしっかりと継承
- 内側の10インチタブレット用スリーブやハイドレーション対応などの基本レイアウトは共通
- サミットパックとしての機能性を持ちつつ都市部での日常使いに馴染むデザインへ進化
- フェアトレード認証施設での製造やPFCフリーの撥水加工など環境と労働への配慮を強化
- フレームレス構造のため荷物を詰めすぎると型崩れしやすくパッキングには工夫が必要
- ショルダーストラップは薄いメッシュ素材で通気性に優れるが高荷重には不向き
- マンティス16やコンシール15とは重量や背面パネルの有無で明確に用途が異なる
- ブラックなどの人気カラーは慢性的な在庫不足で入手困難な状況が続いている
- 正規ルート以外での購入は偽物のリスクがあるため公式サイトや正規ディーラーを推奨
- パッカブル特有の柔軟性を活かして旅行のサブバッグや散策用として使うのが最適
インデックス15から受け継がれた「自由の翼」が、あなたの毎日をより軽やかにしてくれることを願っています!


