北八ヶ岳の美しい苔の森や、スノーモンスターとも呼ばれる冬の樹氷を見に行こうと考えたとき、真っ先に気になるのがアクセスの要となるロープウェイの料金ですよね。往復で2,600円という価格は、何度も通いたい登山好きにとっては少しでも抑えたいポイントかなと思います。
ネットで調べてみると、北八ヶ岳ロープウェイの割引にはモンベルの会員特典があるらしいけど、実際のところどのくらい安くなるのか、他にもっとお得なクーポンはないのかと気になっている方も多いはずです。
そこで今回は、北八ヶ岳ロープウェイを割引のモンベル特典で利用する方法を中心に、JAFやアソビューといった他の優待制度との比較、さらに冬の服装や登山後の温泉情報まで、筆者が実際に調べて感じたリアルな活用術をまとめてみました。
この記事を読めば、現地で迷うことなく一番賢い方法で北八ヶ岳の絶景を楽しめるようになるはずですよ。
この記事でわかること
①モンベル会員特典の割引額と利用時の注意点
②JAFやアソビューなどの優待制度と使い分け
③冬の北横岳や坪庭に必要な冬の服装や装備
④登山後に最適な蓼科エリアの温泉やグルメスポット
北八ヶ岳ロープウェイのモンベル会員の割引特典:仕組みと注意点

北八ヶ岳エリアへの玄関口となるこのロープウェイ。まずは登山者にとって最も身近な「モンベルクラブ会員特典」の仕組みを深掘りしてみましょう。
筆者もモンベル会員の一人ですが、このカード一枚で全国の提携施設(フレンドショップ)がお得になるのは本当に心強いですよね。ここでは、具体的な節約効果から実務的なマナーまで、初めて利用する方が迷わないように詳しく解説します。
✅JAFやアソビューと比較した割引額の違い
✅窓口でモンベル会員証を提示する際の注意点
✅坪庭散策や北横岳登山の魅力を楽しむコツ
✅家族連れならJAFの優待制度がおすすめな理由
JAFやアソビューと比較した割引額の違い
北八ヶ岳ロープウェイにおいて、モンベルクラブ会員が受けられる直接的なメリットは、大人往復で200円、小人往復で100円の減額です。通常料金が大人往復2,600円ですので、約7.7%のオフということになります。
山でのコーヒー代や、行動食のチョコレート一枚分が浮くと考えれば、決して小さくないメリットですよね。(筆者:わずかですが、気持ちの問題でしょうか?笑)
ここで気になるのが、他の割引サービスとの比較です。筆者が調べたところ、JAF会員優待、イオンカードの提示、そして「アソビュー!」による事前チケット購入も、基本的には「200円引き」で横並びとなっています。
つまり、純粋な割引額だけで言えば、モンベルが他を圧倒しているわけではありません。では、なぜモンベル特典が登山者に選ばれるのか。それは「登山装備を買い揃える過程で既に会員になっている可能性が高いから」という心理的ハードルの低さにあります。
また、期間限定のキャンペーンや自治体の助成などが絡む場合は例外もありますが、通年で安定して利用できるモンベル特典は、登山者にとって最も「計算しやすい」節約術と言えるでしょう。ただし、グループ構成や支払い方法によっては他が有利になる場合もあります。
例えば、アソビューならクレジットカードのポイントが別途貯まる、といった具合ですね。ご自身のライフスタイルに合ったものを選んでみてください。

| 優待制度名 | 大人往復割引額 | 適用範囲 | メリット |
|---|---|---|---|
| モンベルクラブ | 200円引き | 会員本人のみ | 登山者なら必携の安心感 |
| JAF会員優待 | 200円引き | 5名まで | 家族や友人グループに最適 |
| イオンカード | 200円引き | 会員本人のみ | カード提示または決済でOK |
| アソビュー! | 200円引き | 購入人数分 | 窓口の列をスキップできる |
窓口でモンベル会員証を提示する際の注意点
せっかくの割引も、使い方を間違えると適用されないので注意が必要です。まず鉄則なのが「チケット購入前に会員証を提示する」こと。山麓駅の窓口で精算が始まってから、あるいはチケットを受け取った後に提示しても、システム上返金はできません。
筆者も一度、財布を出すのに手間取って言いそびれたことがありますが、あとの祭りでした……。
また、提示するものは物理的な「メンバーズカード」だけでなく、公式スマホアプリの「デジタル会員証」でも問題ありません。ただし、標高が高いエリアですので、稀に電波状況が不安定になる可能性を考え、事前にアプリを開いてログインしておくか、スクリーンショットを準備しておくとスマートです。

そして、モンベル特典で最も重要なルールが「割引は会員本人のみに適用」という点です。JAFのように「同行者○名まで」という寛容なルールではないため、例えば夫婦二人で利用する場合、二人とも会員でなければ一人分しか安くなりません。
ここを見落として窓口で「えっ、友達の分はダメなの?」と困惑している方を時々見かけますが、フレンドショップの基本規約に準じた運用となっています。グループ全員が非会員の場合は、後述するJAFやアソビューの利用を検討したほうが、トータルでの節約額は大きくなるかもしれません。
正確な運用状況については、念のため(出典:北八ヶ岳ロープウェイ公式サイト)での最終確認をおすすめします。
坪庭散策や北横岳登山の魅力を楽しむコツ
ロープウェイを降りた先に広がる「坪庭」は、約30ヘクタールもの広さを持つ溶岩台地です。ここは横岳の噴火によって形成された自然の庭園で、厳しい環境ゆえに背の高い木が育たず、標高2,200m付近とは思えないほど見通しの良い不思議な空間になっています。
散策路は一周約30〜40分で、勾配も緩やかなので、観光目的の方でもスニーカー程度(できれば滑りにくい靴)があれば十分に楽しめますよ。
さらにステップアップしたいなら、ぜひ「北横岳(標高2,480m)」を目指してみてください。坪庭の奥から登山道が続いており、山頂までは片道約1時間程度。八ヶ岳の中では非常に「コスパ良く」絶景が楽しめる山として人気です。
北横岳登頂を成功させる3つのポイント
- 時間の管理:ロープウェイの最終便の時間は季節によって変わります。乗り遅れると自力下山という過酷な試練が待っていますので、必ず山頂駅で最終便の時間を確認しましょう。
- 水分とエネルギー:坪庭から先は売店がありません。山麓駅のパン屋さんで名物のクロワッサンなどを買って、行動食にするのが筆者の定番です。
- 足元の装備:坪庭内は整備されていますが、北横岳への道は大きな岩がゴロゴロしています。足を挫かないよう、ミドルカット以上の登山靴をおすすめします。
山頂に立てば、南アルプスや中央アルプス、さらには北アルプスまで見渡せる360度の大パノラマが待っています。この景色を往復200円引きで手に入れられるなら、モンベル会員で良かったと心から思えるはずです。

家族連れならJAFの優待制度がおすすめな理由
「モンベル会員なんだけど、今回は家族4人で行くんだよね」という場合、筆者は迷わずJAFの会員証を使うことを提案します。前述の通り、モンベルは本人のみですが、
大人2人、子供2人の4名家族なら、合計で600円(大人200円×2、子供100円×2)の割引が受けられます。モンベルだと大人1人分(200円)しか安くならない場合、その差は400円。これだけあれば、下山後に山麓駅で美味しいソフトクリームを一つ追加で買えちゃいますよね。
JAFはロードサービスだけでなく、こうしたレジャー施設の優待が非常に充実しているので、車で八ヶ岳までアクセスするファミリー層にとっては、実質的に最強の割引手段と言えるでしょう。

北八ヶ岳ロープウェイのモンベル会員の割引特典:活用術

お得にチケットを手に入れて山頂駅へ降り立ったら、そこからが本当の冒険の始まりです。しかし、北八ヶ岳は「ロープウェイで簡単に行ける」という手軽さの裏に、高山ならではの厳しさも秘めています。
ここでは、浮いたお金をさらに活かせるような装備の選び方や、旅の満足度を底上げするアフター登山の楽しみ方を深掘りします。
✅冬の服装やアイゼンなど雪山登山の必須装備
✅ペット料金やケージ利用のルールと周辺の宿泊施設
✅秋の紅葉時期や混雑を避けるアソビューの予約術
✅登山後の疲れを癒す蓼科エリアのおすすめ温泉
✅まとめ:北八ヶ岳ロープウェイをモンベル特典で割引!
冬の服装やアイゼンなど雪山登山の必須装備

冬の北八ヶ岳は、青空と白い雪、そして樹氷(スノーモンスター)が織りなす絶景が楽しめますが、気象条件は非常に過酷です。標高2,200m超の世界は、風速1メートルにつき体感温度が1度下がると言われ、気温マイナス15度、風速15メートルといった状況も珍しくありません。
筆者が最も強調したいのは、服装の「素材選び」です。
登山者向けの基本は「3層レイヤリング」です。
- ベースレイヤー:メリノウールや化繊の吸汗速乾素材。
- ミドルレイヤー:フリースや薄手のダウンジャケットなど、保温性を担う層。
- アウターレイヤー:ゴアテックスなどの防水透湿素材(ハードシェル)。風を遮断することが何より重要です。
また、足元については、坪庭散策ならチェーンスパイク、北横岳を目指すなら10本爪以上のアイゼンが推奨されます。積雪直後はスノーシューが必要になることもあります。
これらの装備はモンベルでも高品質なものが揃いますので、ロープウェイの割引で浮いた200円を積み立てて、少しずつ良いギアを揃えていくのも登山の楽しみの一つかなと思います。雪山は常にリスクと隣り合わせですので、事前の天候チェックと、無理のない計画を立てるようにしてください。

ペット料金やケージ利用のルールと周辺の宿泊施設
「大切な家族である愛犬と一緒に歩きたい」というニーズにも、北八ヶ岳ロープウェイは応えてくれます。大型のロープウェイとしては珍しくペットの同伴が可能で、多くの愛犬家が訪れるスポットでもあります。
乗車には専用のケージ(またはクレート)が必要で、ペット料金として往復600円程度が必要になります。ケージはレンタルも用意されていますが、数に限りがあることや、ワンちゃん自身のストレスを考えると、使い慣れた自前のバッグを持参するのがベストです。
ただし、山頂の坪庭は国定公園ですので、ペットを歩かせる際はリードの着用、排泄物の持ち帰りはもちろんのこと、植生を傷めないよう細心の注意を払うのがマナーですね。
宿泊を伴う場合は、麓の(ピラタス蓼科・スノーリゾート)周辺のペンションをチェックしてみてください。ドッグランを併設していたり、室内同伴OKな「ペットプラン」を用意している宿が点在しています。

登山というよりも、高度感のあるお散歩としてワンちゃんと過ごす時間は、他では味わえない贅沢なひとときになりますよ。
秋の紅葉時期や混雑を避けるアソビューの予約術
9月下旬から10月中旬にかけて、北八ヶ岳は燃えるような紅葉に包まれます。この時期の週末は、ロープウェイのチケット窓口がディズニーランドのアトラクション並みに混雑することもあります。
せっかくモンベル会員でも、並ぶだけで1時間……なんてことになったら、登山の時間が削られてしまいますよね。
そこでおすすめなのが、レジャー予約サイトの「アソビュー!」です。事前にスマホで日付指定(または期間指定)のチケットを購入しておけば、専用の列で発券できたり、窓口での支払いをスキップできるメリットがあります。
また、紅葉シーズンはロープウェイだけでなく、ビーナスライン自体の渋滞や駐車場の満車も予想されます。できれば午前8時台の始発便を狙うくらいのスケジュールで行動すると、静かな坪庭を独り占めできるかもしれません。
黄金色のカラマツが広がる景色は、並んででも見る価値がありますが、工夫一つでその苦労を最小限に抑えられます。
登山後の疲れを癒す蓼科エリアのおすすめ温泉
無事に下山した後は、冷えた体や筋肉を温泉で解きほぐすのが登山の正解ですよね。このエリアは「蓼科温泉郷」として古くから親しまれており、泉質も非常に豊かです。筆者が実際に行って「ここは外せない」と感じた場所を表にまとめました。

| 施設名 | 泉質 | 特徴・魅力 |
|---|---|---|
| 小斉の湯 | 酸性泉 | 5つの露天風呂を回廊で巡れる。レトロな風情が最高。 |
| 八峰の湯 | ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉 | 露天風呂から八ヶ岳が一望できる。サウナも完備。 |
| 唐沢鉱泉 | 二酸化炭素冷鉱泉 | 日本秘湯を守る会の一軒宿。独特の炭酸成分で血行促進。 |
| 蓼科温泉共同浴場 | 硫酸塩温泉 | 安価でサクッと入れる。昔ながらの「公衆浴場」スタイル。 |
特に「小斉の湯」は、斜面に作られた露天風呂を階段で登りながら巡るスタイルで、まるで探検しているような気分になれます。また、もっと手軽に済ませたいなら、茅野市内に戻る途中にある「アクアランド茅野」や「エコーライン」沿いの立ち寄り湯も便利です。温泉でリフレッシュしながら「次はあのピークまで行こうかな」と次の山行計画を立てるのが、一番のリカバリーかもしれません。
まとめ:北八ヶ岳ロープウェイをモンベル特典で割引!

北八ヶ岳ロープウェイにおけるモンベル特典の活用、いかがでしたでしょうか。たかが200円、されど200円。この小さな割引をきっかけに、正しい装備を整え、現地のマナーを知り、周辺の文化に触れることが、より深いアウトドア体験への入り口になるかなと思います。
今回のポイントを振り返ると、「個人のモンベル会員なら迷わず提示」「家族・グループならJAFを検討」「混雑期はアソビューで時間短縮」という使い分けが最も効率的です。
そして、浮いたお金で美味しい現地のパンを食べたり、ちょっと良い温泉に浸かったりと、旅全体を豊かにすることにエネルギーを使ってほしいなと思います。
北八ヶ岳は、初心者からベテランまでを懐深く迎え入れてくれる素晴らしい山です。しかし、標高2,000mを超える高山であることを忘れず、事前の装備確認と体調管理は万全に。
もし装備に不安があるなら、ぜひ当サイトの他の記事も参考にしてみてくださいね。正確な運行ダイヤや当日の天候などは、必ず(出典:北八ヶ岳ロープウェイ公式)を確認の上、安全で最高の登山を楽しんできてください!


