最近、街中で見かけることが増えたサロモンのシューズ。特に「サロモン ゴアテックス 街履き」と検索されている方は、そのスタイリッシュな見た目だけでなく、雨の日でも快適に過ごせる機能性に惹かれているのではないでしょうか。
しかし、いざ購入しようとすると「登山靴だから普段履きには硬すぎる?」「濡れた路面で滑るって本当?」「夏場は蒸れて暑くないの?」といった疑問や不安が尽きないものです。決して安くはない買い物ですから、デザインだけで選んで後悔したくはないですよね。
私自身も最初はスペックの高さに圧倒されて、どれを選べば自分のライフスタイルに合うのか悩んだ経験があります。この記事では、そんな私が実際にリサーチして得た知識や、多くのユーザーが実感しているリアルな声を交えながら、都市生活におけるサロモンの真の実力を徹底的に解剖していきます。
流行のゴープコアスタイルを取り入れたいファッション好きの方から、実用性を重視する方まで、納得の一足に出会うためのヒントを余すところなくお伝えします。
この記事でわかること!
①ファッション性と機能性を両立させた街履きの魅力
②雨の日の滑りやすさやと夏場の蒸れの具体的な対策
③XT-6やXA PRO 3Dなど主要モデルの違いと選び方
④失敗しやすいサイズ選びのコツとメンテナンス方法
サロモンのゴアテックスが街履きで人気の理由

かつては本格的なマウンテンスポーツブランドとしての認知が強かったサロモンですが、今や都市のストリートシーンになくてはならない存在となりました。なぜ、これほどまでに多くの人々が「街履き」としてサロモンを選ぶのでしょうか。
その背景には、単なる一過性のブームでは片付けられない、現代の都市生活にフィットした合理的な理由があります。ここでは、ファッションアイコンとしての地位を確立した背景から、実際の機能性がもたらす恩恵まで、その人気の秘密を深掘りしていきます。
✅流行のコーデと合わせやすいデザイン
✅サロモンを普段履きする際のポイント
✅サロモンのゴアテックススニーカーは防水で雪も安心
✅夏は蒸れる?季節に応じた快適性を解説
✅サロモンのゴアテックスは街履きの最適解と言える訳
流行のコーデと合わせやすいデザイン

サロモンのシューズがこれほどまでに街履きとして定着した最大の要因は、やはりその独特なデザイン性と「Gorpcore(ゴープコア)」トレンドとの完璧な融合にあります。アウトドア(Camping)の機能美を日常着に取り入れるこのスタイルにおいて、サロモンはまさに象徴的なアイテムです。
まず目を引くのは、そのシャープで構築的なシルエットです。一般的なスニーカー、例えばキャンバス素材のローテクシューズや、ボリュームのあるバスケットボールシューズとは一線を画す「ギア感」が、コーディネートに程よい緊張感と洗練さを与えてくれます。
特に人気の高い「XT-6」などは、流線型のラインとテクニカルな素材使いが特徴で、これがテックウェアはもちろん、きれいめなスラックスやデニム、古着ミックスといった幅広いスタイルに違和感なく馴染むのです。
デザインの魅力ポイント
- スポーティすぎない洗練されたカラーリング(オールブラックやアースカラーが充実)
- 足元を引き締めるスリムで流線型のフォルム
- 異素材を組み合わせた立体的なアッパーデザイン
また、シューレースを結ぶ必要がない「Quicklace™(クイックレース)」システムも、デザイン上の大きなアクセントになっています。細いコードとドローパーツで構成されたこのシステムは、機能的であると同時に、メカニカルで未来的な印象を与えます。
紐が解ける心配がなく、余ったコードをタンのポケットに収納できるため、見た目も非常にスマートです。私が街中で見かけるおしゃれな方々は、あえてこのコードを見せるように履いたり、ソックスとの色合わせを楽しんだりと、自分なりの履きこなしを楽しんでいますね。
さらに、有名セレクトショップやハイブランドとのコラボレーションが続いていることも、ファッション感度の高い層を惹きつけて止まない理由です。
「The Broken Arm」や「COMME des GARÇONS」などとの協業により、本来は過酷な環境で使われるはずのトレイルランニングシューズが、パリのランウェイや東京のストリートで映える「アートピース」のような扱いを受けるようになりました。
単なる運動靴ではなく、履く人の美意識やライフスタイルを表現するアイコンとして機能している点こそが、サロモンが選ばれる理由なのです。
サロモンを普段履きする際のポイント

いくらデザインが優れていても、毎日履く「普段履き」としての快適さがなければ、これほど長く支持されることはありません。サロモンを日常使いする際に特筆すべきポイントは、その圧倒的な「歩行性能」と「疲労軽減効果」にあります。これは元々が100kmを超えるような長距離レースのために開発されたスペックが、そのまま街歩きに転用されているからです。
サロモンのシューズの多くには、「Advanced Chassis™(アドバンスドシャーシ)」や「Agile Chassis™ System(ACS)」と呼ばれる樹脂製のプレートがミッドソールに内蔵されています。これが骨格の役割を果たし、着地時のブレやねじれを強力に抑制します。
コンクリートやアスファルトといった硬い路面を長時間歩く都市生活では、足裏への衝撃や足首の不安定さが疲労の主な原因となりますが、サロモンのシャーシシステムは「線路の上を走るような安定感」を提供してくれます。
私自身、展示会やショッピングで一日中歩き回るような日には、迷わずサロモンを選びます。一般的な柔らかいクッションのスニーカーは、履き始めは快適ですが、長時間歩くと沈み込みすぎて逆に疲れてしまうことがあります。
対してサロモンは、適度な硬さと反発力があるため、次の一歩がスムーズに出る感覚があります。この「スタビリティ(安定性)」こそが、立ち仕事の多い方や、通勤で長く歩く方から絶大な信頼を得ている理由です。
普段履きでの注意点:硬さについて
初めてサロモンを履く方は、ソールの「硬さ」に驚くかもしれません。これは不整地での安定性を確保するための仕様です。履き始めは硬く感じるかもしれませんが、数日履き慣らすことで足に馴染み、その硬さが逆に心地よいサポート感へと変わっていきます。
また、脱ぎ履きのしやすさも普段履きにおける重要なポイントです。日本の生活様式では、玄関や飲食店で靴を脱ぐ機会が多いですが、Quicklace™システムならワンタッチで緩めたり締めたりが可能です。
紐を結び直す手間がないというのは、忙しい朝や両手が荷物で塞がっている時に、想像以上のストレスフリーをもたらしてくれます。このように、プロ仕様のスペックが意外な形で日常の利便性に直結している点が、サロモンの面白さであり、普段履きとして推奨される所以なのです。
サロモンのゴアテックススニーカーは防水で雪も安心

「サロモン ゴアテックス 街履き」と検索する方の多くが期待しているのが、その全天候対応能力でしょう。結論から言えば、サロモンのGORE-TEX搭載モデルは、都市における最強のレインシューズになり得ます。急なゲリラ豪雨や、台風シーズンの通勤、さらには冬の積雪時において、靴の中が濡れないという安心感は計り知れません。
サロモンが採用しているGORE-TEXメンブレンは、外部からの水の侵入を完全に防ぎつつ、内部の湿気は逃すという相反する機能を備えています。特に「XT-6 GTX」などの最新モデルでは、環境負荷を低減したePE(延伸ポリエチレン)メンブレンへの切り替えが進んでおり、薄く軽量でありながら従来と同等の防水性を維持しています。
一般的なキャンバススニーカーであれば一瞬で浸水してしまうような水たまりも、サロモンなら気にせず歩くことができます。
さらに、アッパーの構造自体も防水性を高める工夫が凝らされています。多くのモデルで採用されている「センシフィット」と呼ばれる圧着技術により、縫い目が極力減らされています。縫い目からの浸水リスクが低いだけでなく、泥や汚れが付着してもサッと拭き取れるメンテナンス性の高さも魅力です。
雪道でのポテンシャル
- 保温性: 厚手のアッパーと防水膜により、冬場の冷たい風をシャットアウトします。
- グリップ: 深いラグ(溝)を持つContagrip®ソールは、新雪や圧雪路面でしっかりと雪を噛みます。
ただし、雪道に関しては注意も必要です。ふわふわの雪やザクザクした雪道ではトレイルランニング譲りのラグが威力を発揮しますが、カチカチに凍ったアイスバーンでは、ゴム製のスパイクがない限りどんな靴でも滑ります。
それでも、一般的なスニーカーに比べれば雲泥の差のグリップ力です。都市部で降る数センチの積雪や、溶けかけのシャーベット状の路面であれば、サロモンのGORE-TEXモデルは長靴よりも軽快で、かつ濡れない最適な選択肢となるでしょう。
私の場合、雨予報の日は迷わずこれを選びますし、旅行先での天候変化に備えて履いていく一足としても、これ以上の相棒はいません。
夏は蒸れる?季節に応じた快適性を解説

※↑↑画像はセンスライド5です。筆者は夏、これはいてます。
完璧に見えるGORE-TEXシューズですが、避けて通れない課題が「蒸れ」です。読者の皆様も「夏にゴアテックスは暑くないのか?」と心配されていることでしょう。正直にいうと、日本の高温多湿な夏(特に6月から9月)において、GORE-TEXシューズを履いて長時間屋外を歩けば、間違いなく蒸れるし、暑さを感じます。
※GORE-TEXの透湿機能が優れてるとはいっても、限界はあります。基本的に日本の夏はアウトですよ。夏は通気性の良いメッシュ素材のアクティブシューズやトレランシューズを履いてください。
GORE-TEXの透湿機能は、あくまで「靴の中の湿度」が「外気の湿度」よりも高い場合に、その差を利用して水蒸気を排出する仕組みです。しかし、日本の梅雨や真夏は外気の湿度が極めて高く、靴の内外の湿度差が小さくなるため、透湿機能が物理的に追いつかなくなるのです。
リサーチによると、気温25度以上の環境下では多くのユーザーが「足が熱い」「蒸れを感じる」と報告しています。では、夏場は履けないのかというと、そうではありません。適切な対策を講じることで、不快感を大幅に軽減することは可能です。
夏場の「蒸れ」対策テクニック
- 靴下の素材を変える: コットンの靴下は汗を吸って保水してしまうためNGです。吸湿速乾性に優れた「メリノウール」や「クールマックス」などの化学繊維混合ソックスを選びましょう。これだけで足のドライ感が劇的に変わります。
- 使い分けをする: 晴天の猛暑日には、非防水のメッシュモデル(通常のXT-6やACS PROなど)を選び、GORE-TEXモデルは雨の日専用にするという使い分けが、靴の寿命を延ばす上でも賢明です。
一方で、春・秋・冬の3シーズンにおいては、GORE-TEXの防風性と保温性がプラスに働きます。特に冬場は、冷たい風を通さないため「暖かいスニーカー」として重宝します。
つまり、サロモンのGORE-TEXシューズは「夏以外の3シーズン+梅雨・台風の日」に活躍する主力シューズと捉えるのが正解です。もし真夏でも履きたい場合は、屋内メインの日に限定するか、前述の機能性ソックスとの併用を強くおすすめします。この特性を理解して履くかどうかで、満足度は大きく変わってくるはずです。
豆知識:機能性ソックスとの併用は登山では必須です。普段履きに利用しないてはありません。これ、他メーカーのゴアテックスシューズであっても同じですね。
サロモンのゴアテックスは街履きの最適解と言える訳

ここまで見てきた要素を総合すると、サロモンのGORE-TEXシューズは、現代の都市生活における「街履きの最適解」の一つであると断言できます。それは単に「流行っているから」という理由だけではありません。都市という環境自体が、実は山岳地帯と同じくらい過酷で変化に富んでいるからです。
コンクリートジャングルの硬い路面、複雑に入り組んだ駅の階段、満員電車での踏ん張り、そして突然のゲリラ豪雨。
こうした都市のストレスに対し、サロモンは「Advanced Chassis」による疲労軽減、「Quicklace」による着脱の容易さ、「GORE-TEX」による全天候対応という、極めて合理的なソリューションを提供してくれます。これらは全て、元々は過酷な自然環境を生き抜くために開発された機能ですが、それが都市生活の質(QOL)を向上させることに直結しているのです。
さらに、コストパフォーマンスの面でも優秀です。定価は2万円台から3万円台と決して安くはありませんが、耐久性の高さは折り紙付きです。アウトソールの減りにくさ、型崩れのしにくさは、一般的なファッションスニーカーとは比べ物になりません。適切にメンテナンスすれば数年は一軍として活躍してくれます。
「機能的でありながら美しい」。この二律背反を高い次元で成立させている点において、サロモン以上の選択肢を見つけるのは難しいでしょう。
単なるファッションアイテムとして消費するのではなく、自分の足を支える「ギア」としてサロモンを選ぶ。その選択は、あなたの毎日の移動をより快適で、自信に満ちたものに変えてくれるはずです。
サロモンのゴアテックスを街履きで選ぶ基準

サロモンの魅力がわかったところで、次は「具体的にどのモデルを選べばいいのか」という悩みに直面します。サロモンには数多くのモデルが存在し、それぞれ異なる特性やラスト(木型)を持っています。
見た目の好みだけで選んでしまうと、「足が痛い」「想像以上に重かった」といったミスマッチが起きかねません。ここでは、あなたのライフスタイルや足の形に合った最適な一足を見つけるための基準を、モデルごとの特徴やサイズ感の観点から詳しく解説していきます。
✅目的別におすすめの主要モデルを比較
✅おすすめのモデル・メンズ
✅おすすめのモデル・レディース
✅独特なサイズ感を失敗せずに選ぶ方法
✅街履き出来るGTXシューズは冬の登山でも使える?
✅GTXスニーカーをセールで探す
✅総括:サロモンのゴアテックスの街履き
目的別におすすめの主要モデルを比較

サロモンの街履きとして人気のモデルは、大きく分けて「XT-6」「XA PRO 3D」「ACS PRO」の3つに集約されます。これらは全てGORE-TEXモデルが展開されていますが、その設計思想は全く異なります。
| モデル名 | XT-6 GTX | XA PRO 3D v9 GTX | ACS PRO GTX |
|---|---|---|---|
| 主な特徴 | スリムで軽量、ファッションアイコン | 圧倒的な安定性と耐久性、幅広対応 | メカニカルなデザイン、トレンド感 |
| フィット感 | タイト(細身) | 普通〜ゆったり(ワイド展開あり) | 普通〜ややタイト |
| おすすめ層 | 細身のパンツを履く人、軽快さ重視 | 立ち仕事、幅広甲高の人、実用重視 | 他と被りたくない人、デザイン重視 |
まず、ファッション性を最優先するなら「XT-6 GTX」が一択です。細身のシルエットはどんなパンツにも合いやすく、都会的な印象を与えます。ただし、かなり細身の作りなのでサイズ選びには注意が必要です。
一方で、実用性や履き心地の安定感を求めるなら「XA PRO 3D v9 GTX」が最強です。「3D Advanced Chassis」による剛性は、重い荷物を持ってもグラつかず、長時間の立ち仕事でも疲れ知らずです。また、このモデルには「ワイド幅(Wide)」の設定があるため、日本人に多い幅広の足の方でも快適に履けるのが最大のメリットです。
そして、最新のトレンドを取り入れたいなら「ACS PRO GTX」です。複雑なパーツ構成とプラスチックパーツを多用したデザインは非常に構築的で、足元の存在感は抜群です。重量は少しありますが、重心バランスが良いため歩きにくさは感じません。
おすすめのモデル・メンズ
男性の場合、普段のファッションスタイルによっておすすめが変わります。もしあなたがテックウェアやモード寄りのスタイル、あるいは細身のデニムやスラックスを好むのであれば、間違いなく「XT-6 GTX」をおすすめします。
オールブラックやホワイトなどのモノトーンカラーは、ジャケットスタイルのはずしとしても優秀です。オフィスカジュアルが許される職場なら、通勤靴としても違和感がありません。
逆に、カーゴパンツやワイドパンツ、アメカジテイストの服装が多い方には、ボリューム感のある「XA PRO 3D v9 GTX」がバランスよくハマります。いわゆる「ダッドシューズ」的な野暮ったさ(良い意味での)があり、足元に重心を置くコーディネートに適しています。
耐久性が非常に高いため、週末にキャンプや釣りなどのアウトドア趣味を持つ男性なら、平日も休日もこれ一足で賄えるという合理性も魅力です。
また、人とは違う個性を出したいなら「ACS PRO GTX」や、セレクトショップ別注の限定カラーを狙うのも手です。メンズファッションにおいて靴は「こだわり」を表現する重要なパーツですから、機能だけでなく、自分のワードローブとの相性を第一に考えて選んでみてください。
おすすめのモデル・レディース

女性にとってもサロモンは非常に魅力的な選択肢です。特にレディースファッションでは、フェミニンなワンピースやロングスカートに、あえてゴツめのサロモンを合わせるミックススタイルが定番化しています。
女性に特におすすめしたいのも「XT-6 GTX」です。理由はその「シュッとした」フォルムにあります。アウトドアシューズ特有の野暮ったさがなく、足が小さくスマートに見えるため、きれいめなコーディネートを崩しすぎません。特にベージュやグレー、パステルカラーを取り入れた配色は女性人気が高く、即完売することもしばしばです。
また、冷え性の女性にとってはGORE-TEXの保温性が大きなメリットになります。冬場のブーツ代わりとして、歩きやすくて暖かいサロモンを選ぶ方が増えています。もし「XT-6」だと幅が狭くて痛いという場合は、ハイキングラインの「X ULTRA 4 GTX」なども検討してみてください。
こちらは女性専用のラスト(木型)を採用しており、女性特有の骨格に合わせたフィット感と、柔らかい履き口が特徴です。街履きとしても十分に使えるシンプルなデザインのものも多いですよ。
独特なサイズ感を失敗せずに選ぶ方法

サロモンを購入する際の最大のハードルが「サイズ選び」です。結論から言うと、サロモンは他ブランドに比べて「小さめ(細め)」に作られています。これは、山道を走る際に足が靴の中で遊ばないよう、タイトにホールドする設計思想(SensiFit)に基づいているからです。
一般的なスニーカー(Nike Air Force 1やNew Balance 996など)と同じサイズを選ぶと、多くの場合「幅がきつい」「小指が当たる」という事態に陥ります。特にGORE-TEXモデルは、防水メンブレンが内蔵されている分、生地に厚みがあり、内部空間がさらに狭くなる傾向があります。
失敗しないサイズ選びの鉄則
- 基本はハーフサイズ(0.5cm)アップ: Nikeなどで27.0cmを履いているなら、サロモン(XT-6等)は27.5cmが基準です。
- 幅広・甲高ならワンサイズ(1.0cm)アップ: 足の幅が広い自覚がある方は、迷わず1.0cm上げてください。サロモンは縦の長さ(捨て寸)が長めにとられているので、サイズを上げても縦が余りすぎることは少ないです。
- XA PRO 3Dは例外: 「XA PRO 3D」のワイドモデルに関しては、作りが大きめです。こちらは普段のサイズ(True to Size)か、ハーフサイズダウンでも良い場合があります。
試着の際は、必ず普段履いている厚さの靴下を着用し、Quicklaceをしっかり締めた状態で、踵が浮かないか、つま先に1cm程度の余裕(捨て寸)があるかを確認してください。
※つま先が当たっていると、長時間歩行で爪を痛める原因になります。「少し大きいかな?」くらいのサイズを選び、インソールや靴下の厚みで調整するのが、サロモンを快適に履くコツです。
GTXシューズは冬の登山でも使える?

「サロモンの街履きゴアテックスは冬の登山でも使える?」という疑問、実は多くの初心者の方が抱くポイントです。
結論からいうと、「雪が踏み固められた低山ハイキングなら大活躍するが、低山登山であっても冬は使わないほうが良い、というか使えない。専用モデルを履くべきだ」というのが答えです。
その理由と、安全に使うための境界線を、私の経験とスペック分析に基づいて解説します。
1. 使えるシーン:冬の里山と雪道ハイク XT-6 GTXやXA PRO 3D GTXなどの街履き人気モデルは、防水透湿性とグリップ力(Contagrip)が非常に優秀です。
そのため、標高1000m以下の低山や、人が多く歩いて雪が圧雪された遊歩道であれば、驚くほど快適に歩けます。冬の街中やスキー場へのアクセス、スノーシュー体験の入門用としては「最高の相棒」と言えるでしょう。
2. 使えないシーン:急斜面と深い雪 しかし、これらはあくまで「スニーカー」の延長です。本格的な冬山登山靴(アルパインブーツ)とは決定的な違いがあります。
- 保温性不足: 中綿(インサレーション)が入っていないため、氷点下が続く環境では指先が冷え切り、凍傷のリスクがあります。
- アイゼンの不適合: ソールが柔らかいため、滑落防止のための「10本爪以上のアイゼン」が装着できません。装着できるのは簡易的な「チェーンスパイク」までです。凍結した急斜面では歯が立たず、滑落事故に繋がります。
- 雪の侵入: ローカットモデルは、どれだけ防水でも足首から雪が入ればアウトです。
初心者が試すならここから!
サロモンの軽快さは大きな武器ですが、限界を知って使うことが、安全登山の第一歩です。まずは近場の低い山から、冬のサロモンの実力を試してみてください。
GTXスニーカーをセールで探す

高機能なサロモンのGORE-TEXシューズは、定価だと3万円近くするため、少しでも安く手に入れたいと思うのが人情です。サロモンのセール事情についてですが、人気モデル(特にXT-6の定番カラーである黒や白)は、基本的にセールにかかることは稀で、定価でも入荷即完売という状況が続いています。
しかし、狙い目はあります。それは「シーズンカラー」です。サロモンは毎シーズン、独自性の高いカラーリングを展開しています。これらは季節が変わるタイミングや、ショップのクリアランスセールの時期に、20%〜30%オフになることがあります。
「どうしても黒じゃなきゃダメ」というこだわりがなければ、個性的なカラーモデルを安く手に入れるのは賢い選択です。
また、Amazonや楽天などのECサイトでは、並行輸入品や型落ちモデル(例:v8などの旧モデル)が安く販売されていることがあります。ただし、サイズ感がシビアなブランドですので、返品・交換が可能かどうかを必ず確認してから購入するようにしましょう。
※特に初めての一足を買う場合は、可能な限り実店舗で試着し、定価であっても納得したサイズを購入することを強くおすすめします。サイズ選びに失敗して履かなくなることが、一番の無駄遣いだからです。
総括:サロモンのゴアテックスの街履き
サロモンのGORE-TEXシューズは、一度履くとその快適さと便利さに病みつきになり、他の靴に戻れなくなるほどの魅力を持っています。「雨の日が憂鬱でなくなる」「いくら歩いても足が軽い」という体験は、あなたの都市生活を間違いなくアップグレードしてくれるでしょう。
最後に、街履きとして長く愛用するための注意点を一つだけ。それは「滑りやすい路面」への意識です。サロモンの「Contagrip」ソールは、泥や土の上では最強ですが、「濡れたマンホール」「駅のツルツルしたタイル」「側溝の金属蓋」の上では、驚くほど滑ることがあります。
これはラグが硬く、接地面積が少ないためです。雨の日に街履きする際は、こうした危険なポイントだけ意識して避けるか、慎重に歩くようにしてください。この点さえ気をつければ、サロモンは間違いなくあなたの頼れる相棒となります。
さらに詳しく知りたい方へ
サロモンの詳細なスペックやテクノロジーについては、以下の公式サイト情報も参考にしてみてください。
(出典:サロモン公式オンラインストア)
デザイン、機能、そして所有する喜び。全てを満たしてくれるサロモンのGORE-TEXシューズで、あなたも新しい街歩きのスタイルを始めてみてはいかがでしょうか。
























