シェラデザインのマウンテンパーカーについて調べると、「ダサい」という言葉を目にすることがあります。アウトドアファッションの定番として長く愛されてきたにもかかわらず、なぜこのような評価が生まれるのでしょうか。
シェラデザインとは、1965年にアメリカで誕生したアウトドアブランドの草分け的存在です。代名詞ともいえる素材、60/40クロスと、より現代的な65/35クロスの違いを理解することも、このブランドを知る上で欠かせません。
しかし、一部では「おじさんっぽい」「シルエットが野暮ったい」といった理由から、なぜ、ダサいといわれるのかという疑問の声も上がっています。
実際のところ、このパーカーは過酷な環境を想定した本格的な山岳登山向きではない一方で、コットン混紡の生地特性から火を使うキャンプにはおすすめできるという側面も持ち合わせています。釣りやキャンプ目的のロングトレイルなどには最適でもあります。
また、冬に着るはおかしいかという季節感の悩みや、ビジネスシーンでスーツの上に羽織る際の是非、そして失敗しないためのサイズ感など、着こなしに関する疑問は尽きません。
この記事では、そうした様々な疑問を一つひとつ解消していきます。そして、シェラデザインのマウンテンパーカーが「ダサい」という印象を覆す、最も重要な着こなすポイントはAラインシルエットの構築にあることを詳しく解説します。
この記事を読むことで、以下の点が明確になります。
①シェラデザインのマウンテンパーカーが「ダサい」と言われる具体的な理由
②ブランドの代名詞である素材の特徴と、適切な使用シーン
③失敗を避け、体型に合った一着を選ぶためのサイズ感の基準
④野暮ったさを解消し、お洒落に見せるための具体的な着こなし術
シェラデザインのマウンテンパーカーはダサいのか?その理由

✅シェラデザインのマウンテンパーカーとは
✅素材60/40クロスと65/35クロスの違いを解説
✅なぜ、ダサいといわれるのか
✅スーツの上に羽織る?ビジネスでの着こなし
✅冬に着るのはおかしいか?インナーでの調整方法
✅山岳登山向きではない理由
✅アウトドアや火を使うキャンプなどにはおすすめ
シェラデザインのマウンテンパーカーとは

シェラデザインは、1965年にアメリカのカリフォルニア州で誕生した、歴史あるアウトドアブランドです。創業者はジョージ・マークスとボブ・スワンソンという二人の青年でした。
彼らは当時バックパッカーとして過ごす中で得た経験とアイデアを基に、より機能的で信頼性の高いアウトドア用品を生み出すことを目指してブランドを立ち上げました。
ブランド名は、カリフォルニア州にそびえ立つ雄大なシエラネバダ山脈に由来しています。このことからも、ブランドが自然と深く結びついていることがうかがえます。
シェラデザインの名を世界に知らしめたのが、1968年に発表されたマウンテンパーカーです。このアイテムは、現在数多く存在するマウンテンパーカーの原型、いわば「元祖」とも言える存在です。
ラグランスリーブや背面のマップポケット、大型のフラップ付きポケットなど、機能性を追求したデザインは半世紀以上たった今もほとんど変わることなく受け継がれており、普遍的な魅力を持っています。
このように、シェラデザインのマウンテンパーカーは、単なる衣類ではなく、アウトドアウェアの歴史そのものを象徴する一着と考えることができます。
素材60/40クロスと65/35クロスの違いを解説

シェラデザインを語る上で絶対に欠かせないのが、独自に開発した「60/40(ロクヨン)クロス」という生地です。これは、横糸にコットンを約60%、縦糸にナイロンを約40%の比率で織り交ぜた素材を指します。
この生地の最大の特徴は、天候に応じて機能性が変化する点にあります。乾燥している平常時には、コットンの持つ優れた通気性により、衣服内の湿気を外部へ放出して蒸れを防ぎます。一方で、雨や雪で生地が濡れると、コットン繊維が水分を吸って膨張し、糸と糸の間の目が詰まります。
これによりナイロンの撥水性と相まって、水の侵入を防ぐという画期的な仕組みです。ただし、現代のゴアテックスのような化学繊維フィルムを用いた「完全防水」素材とは異なり、強い雨に長時間さらされると浸水する可能性はあります。
しかし、そのナチュラルな風合いと、使い込むほどに味が出る経年変化は、化学繊維にはない大きな魅力です。近年では、より現代的なニーズに応える形で「65/35(ロクサンゴ)クロス」を使用したモデルも登場しています。
こちらは主にポリエステルを約65%、コットンを約35%で構成されており、60/40クロスに比べて光沢感が強く、より軽量でシワになりにくいのが特徴です。以下の表で、二つの素材の主な違いをまとめます。
項目 | 60/40クロス | 65/35クロス |
---|---|---|
主な素材構成 | コットン60% / ナイロン40% | ポリエステル65% / コットン35% |
質感・風合い | ナチュラルでマットな風合い、経年変化を楽しめる | やや光沢があり、滑らかな手触り |
機能的特徴 | 湿気で撥水性が向上、耐火性に優れる | 軽量でシワになりにくい、速乾性が高い |
主な生産国 | アメリカ製生地が多い | 日本製生地が多い |
価格帯 | 比較的高価 | 比較的リーズナブル |
どちらの素材が良いということではなく、クラシックな風合いとタフさを求めるなら60/40クロス、軽快さや手入れのしやすさを重視するなら65/35クロスというように、自身の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
なぜ、ダサいといわれるのか

シェラデザインのマウンテンパーカーが「ダサい」と検索される背景には、いくつかの理由が考えられます。
第一に、そのクラシックで普遍的なデザインが、現代のトレンドとは異なる印象を与える点です。発売当初からほとんど形を変えていないボックスシルエットは、機能性を最優先した古き良きアウトドアウェアの象徴です。
しかし、体にフィットするようなスタイリッシュなシルエットが主流の現代ファッションにおいては、やや野暮ったく見えてしまうことがあります。特に、着こなしを意識せずにただ羽織るだけでは、本来の魅力が発揮されず「おじさんが着る服」というイメージを持たれてしまう可能性があります。
第二に、過去に大きな流行を経験したアイテムであるという事実です。70年代から80年代にかけてアメカジの定番として一世を風靡したため、その時代のイメージが強く残っている人も少なくありません。
「流行ったものは廃れる」という考え方から、今着ることが時代遅れではないかと不安に感じる声が、検索キーワードに反映されていると推測されます。
最後に、本来の用途や特性が正しく理解されていないケースです。後述するように、このパーカーはあらゆる環境に対応する万能アウターではありません。その特性を無視した着こなしやシーンでの使用が、ちぐはぐな印象を生み、「ダサい」という評価につながっている可能性も否定できません。
つまり、アイテム自体に問題があるというよりは、時代によるファッション観の変化や、着こなし方、そして製品への理解度が「ダサい」というイメージを生み出す主な要因と言えるでしょう。
スーツの上に羽織る?ビジネスでの着こなし

マウンテンパーカーをスーツの上に羽織るスタイルは、可否が分かれるコーディネートの一つです。カジュアルな印象が強いため、フォーマルなビジネスシーンには適さないと考えるのが一般的です。
特に、伝統や格式を重んじる企業や職種、重要な商談の場などでは、マウンテンパーカーは避けるべきでしょう。カジュアルダウンしすぎた服装は、相手に軽率な印象を与えかねません。また、着丈のバランスも難しく、ジャケットの裾がパーカーから中途半端にはみ出してしまうと、非常にだらしなく見えてしまいます。
一方で、比較的服装の自由度が高いIT企業やクリエイティブ系の職種、あるいは通勤時のアウターとして割り切るのであれば、選択肢になり得ます。急な雨風をしのげる機能性は、天候が不安定な日の通勤において大きなメリットとなります。
もしビジネスシーンで着用する場合は、いくつかの注意点を守る必要があります。まず、色はブラックやネイビーといった落ち着いたベーシックカラーを選ぶことが絶対条件です。また、パーカー自体のサイズ感も重要で、スーツの上から着ても着ぶくれしない、すっきりとしたシルエットのものを選ぶべきです。
このように考えると、シェラデザインのマウンテンパーカーをスーツに合わせるのは、かなり上級者向けの着こなしと言えます。基本的にはビジネスシーンでの使用は推奨されませんが、もし取り入れるのであれば、TPOを十分にわきまえ、細心の注意を払うことが求められます。
冬に着るのはおかしいか?インナーでの調整方法

シェラデザインのマウンテンパーカーは、中綿が入っていない一枚仕立てのものが基本です。そのため、「冬に着るのは寒いのではないか」「季節外れでおかしいのでは」という疑問を持つ方も少なくありません。
実際に、このパーカー単体では、本格的な冬の寒さを乗り切るための防寒性は不十分です。風を防ぐことはできますが、保温機能は限定的であるため、気温が低い日にTシャツや薄手のシャツの上に羽織るだけでは、寒さを感じてしまうでしょう。
しかし、これはインナーの工夫次第で十分に解決できる問題です。このパーカーの魅力は、ややゆとりのあるシルエットを活かした「重ね着(レイヤード)」のしやすさにあります。
具体的なレイヤード術
例えば、内側にインナーダウンやフリースベストを一枚挟むだけで、保温性は劇的に向上します。これにより、衣服の間に空気の層が生まれ、体温を外に逃がしにくくなります。
特に、ユニクロに代表されるような薄手で軽量なインナーダウンは、着ぶくれしにくく、マウンテンパーカーのシルエットを崩さずに防寒性を高められるため、非常に相性が良い組み合わせです。
また、厚手のウールセーターやスウェットシャツを中に着込むのも効果的です。クラシックな見た目のマウンテンパーカーは、こうした温かみのある素材とも自然に馴染みます。
このように、インナーを工夫して調整すれば、春や秋の羽織りものとしてだけでなく、初冬のアウターとしても十分に活躍します。冬に着ることが「おかしい」ということは決してなく、むしろ重ね着を楽しむことで、より長い期間、多様なコーディネートで活用できるのが、このパーカーの隠れた魅力と言えます。
山岳登山向きではない理由

「マウンテンパーカー」という名称から、本格的な登山にも対応できる高性能なウェアだと考える方もいるかもしれません。しかし、現代の基準で言えば、シェラデザインのクラシックなマウンテンパーカーは、シビアな環境の山岳登山には不向きと言わざるを得ません。
その理由は、主に素材の機能性にあります。前述の通り、60/40クロスは完全防水ではありません。小雨程度であれば問題ありませんが、長時間強い雨にさらされ続ければ、いずれ水が浸透してしまいます。
低体温症のリスクが伴う山岳環境において、体が濡れることは致命的です。現代の登山ウェアでは、ゴアテックスに代表されるような、防水性と透湿性を高いレベルで両立した素材の使用が常識となっています。
また、透湿性に関しても、最新のテクニカル素材と比較すると劣ります。登山中は大量の汗をかくため、衣服内の湿気を効率的に外へ排出する能力が不可欠です。透湿性が低いと、汗で衣服が濡れてしまい、それが結果的に体温を奪う「汗冷え」の原因となります。
さらに、重量や収納性も考慮すべき点です。60/40クロスは丈夫な反面、近年の軽量なナイロン素材に比べると重く、コンパクトに収納するのも容易ではありません。装備の軽量化が重視される現代登山において、これはデメリットとなり得ます。
以上のことから、シェラデザインのマウンテンパーカーは、あくまで「アウトドアテイストのファッションウェア」あるいは「低山ハイキングやキャンプなどのライトなアクティビティ用ウェア」と位置づけるのが適切です。
そのクラシックな機能性とデザインを楽しみつつ、過酷な環境での使用は避けるという、賢明な使い分けが求められます。
アウトドアや火を使うキャンプなどにはおすすめ

前述の通り、本格的な山岳登山には不向きなシェラデザインのマウンテンパーカーですが、その特性が逆に強みとなるシーンも存在します。それが、焚き火など火を扱う機会の多いキャンプのようなアウトドア活動です。
現代のアウトドアウェアの多くは、軽量性を追求するためにナイロンやポリエステルといった化学繊維を100%使用しています。これらの素材は機能性に優れる一方で、熱に非常に弱いという弱点を持っています。
焚き火から飛んできた小さな火の粉が触れただけでも、簡単に溶けて穴が開いてしまうのです。高価なウェアが一瞬で台無しになってしまう経験をしたキャンパーも少なくないでしょう。
その点、シェラデザインの60/40クロスは、約60%がコットンで構成されています。コットンは化学繊維に比べて熱に強く、耐火性に優れています。もちろん燃えないわけではありませんが、ナイロン100%のウェアと比較すると、火の粉による穴あきのリスクを大幅に軽減できます。
この「タフさ」こそ、キャンプシーンでこのパーカーが推奨される最大の理由です。また、撥水性や防風性も、キャンプ中の急な天候変化に対応するためには十分な性能です。豊富なポケットは、グローブやペグ、スマートフォンといった小物を収納するのに役立ち、機能性の面でも利便性が高いと言えます。
このように、すべての性能が最先端ではないものの、そのクラシックな素材特性が、特定のシーンにおいて無二の価値を発揮します。特に、リラックスして自然を楽しみ、焚き火を囲むようなキャンプスタイルにおいては、雰囲気と実用性を兼ね備えた、これ以上ないほど頼りになる一着となるでしょう。
シェラデザインのマウンテンパーカー:ダサいを解決!
✅失敗しないための正しいサイズ感の選び方
✅スタイリッシュに着こなすポイントはAライン?
✅ウエストをドローコードで絞る重要性
✅まとめ:シェラデザインのマウンテンパーカーはダサい?
失敗しないための正しいサイズ感の選び方
シェラデザインのマウンテンパーカーをスタイリッシュに着こなす上で、最も基本かつ重要なのがサイズ感の選択です。これを間違えてしまうと、どんなに他のアイテムに気を遣っても、野暮ったい印象を拭うことは難しくなります。
多くの場合、シェラデザインの定番モデルはアメリカンサイズを基準に作られているため、日本のサイズ感に比べて全体的に大きめです。そのため、普段着ている日本のブランドと同じサイズを選ぶと、袖が長すぎたり、身幅が広すぎて「服に着られている」ような、だぼっとした印象になりがちです。
これが「寸胴に見える」「おじさんっぽい」と言われる原因の一つと考えられます。では、どのようなサイズを選べば良いのでしょうか。ポイントは、ジャストサイズすぎず、かといって大きすぎない「ややオーバーサイズ」を意識することです。
具体的には、普段Mサイズを着ている方ならアメリカSサイズを試してみるなど、ワンサイズ下を選ぶのが基本となります。ただし、これはあくまで一般的な目安です。中にはインナーダウンや厚手のスウェットを重ね着することを想定して、あえていつものサイズを選ぶという考え方もあります。
大切なのは、試着をした際に、肩が落ちすぎていないか、身幅に不自然な余りがないかを確認することです。肩のラインが自分の肩幅より少し落ちるくらいで、身幅には程よいゆとりがある状態が、現代的な着こなしに適したバランスと言えます。
オンラインで購入する際は、必ず公式サイトや取扱店のサイズチャートを確認し、自身の持っているアウターの寸法(着丈、身幅、裄丈など)と比較検討することが、失敗を避けるための鍵となります。
スタイリッシュに着こなすポイントはAライン?
【アイテム説明】
— ファッション@Rui (@G64150159) October 28, 2018
・マウンテンパーカー
アウトドア用に作られたアイテムなので機能性は抜群です!
今の季節に一枚羽織りアウトドアMIXとしてコーデを組むとオシャレになりますね!
自分は今シェラデザインのマウンテンパーカーが欲しいです🤤 pic.twitter.com/G22rOTdtrM
サイズ感の次に意識したいのが、全体のシルエットです。シェラデザインのマウンテンパーカーをお洒落に見せるための重要な着こなしのポイントは、アルファベットの「A」の形を意識した「Aラインシルエット」を構築することにあります。
Aラインシルエットとは、肩周りや上半身は比較的すっきりと見せ、ウエストから裾に向かって緩やかに広がっていくシルエットのことです。このラインを作ることで、コーディネート全体にメリハリが生まれ、安定感のある洗練された印象を与えることができます。
シェラデザインのマウンテンパーカーは、元々ボックス型のシルエットで裾がやや広がっているため、Aラインを作りやすいアイテムです。この特性を活かすことが、野暮ったさを解消する鍵となります。
具体的にAラインを作るには、ボトムスの選び方が大切です。パーカーにボリュームがある分、パンツは細身のテーパードパンツやストレートジーンズなど、すっきりとしたシルエットのものを選ぶと良いでしょう。
逆に、パーカーもパンツも太いものを選んでしまうと、全体が緩んだ「Iライン」や「Hライン」になり、寸胴で垢抜けない印象が強まってしまいます。
トップス、アウター、ボトムスのボリューム感を意識的にコントロールし、逆三角形ではなく、裾広がりのAラインを目指す。この視点を持つだけで、マウンテンパーカーの着こなしは格段にお洒落になります。
ウエストをドローコードで絞る重要性
Aラインシルエットをより効果的に、そして意図的に作り出すための決定的な一手となるのが、ウエスト部分に備わっている「ドローコード」を適切に活用することです。実は、この一手間こそが、シェラデザインのマウンテンパーカーを着こなす上で、多くの人が見落としがちな最重要ポイントと言っても過言ではありません。
多くのマウンテンパーカーのコーディネート例を見ても、このウエストのドローコードを絞って着こなしているケースはあまり見られません。その結果、パーカー本来の機能が生かされず、ただ羽織っただけの寸胴なシルエットになってしまっているのです。これが「ダサい」という印象につながる最大の要因の一つと考えられます。
ドローコードを少し絞ることで、ウエスト部分に自然なくびれが生まれます。これにより、のっぺりとしたシルエットに立体感が加わり、シルエットにメリハリが生まれるのです。さらに、ウエストが絞られることで、相対的に裾の広がりが強調され、前述した美しい「Aラインシルエット」がより明確に構築できます。
絞り具合は、きつく締め上げる必要はありません。軽くテンションをかけ、シルエットにわずかな変化が生まれる程度で十分です。たったこれだけの手間で、全体の印象は劇的に変わります。
ややオーバーサイズのパーカーを選び、ウエストのドローコードを軽く絞ってAラインを作る。繰り返しますが、これがシェラデザインのマウンテンパーカーを「ダサい」から「スタイリッシュ」へと昇華させる、最も簡単で効果的な着こなし術なのです。
まとめ:シェラデザインのマウンテンパーカーはダサい?
この記事で解説してきたポイントを、以下にまとめます。
•シェラデザインは1965年創業のアメリカのアウトドアブランド
•マウンテンパーカーの元祖として知られる歴史を持つ
•代名詞の60/40クロスは湿気で撥水性を発揮するユニークな素材
•60/40クロスはコットン混紡で化学繊維より火に強い特性がある
•ダサいと言われる一因はクラシックなボックスシルエットにある
•サイズ選びを間違うと野暮ったく見えるため注意が必要
•本格的な山岳登山に求められる完全防水性や透湿性は持たない
•一方で焚き火など火を使うキャンプシーンでは非常に頼りになる
•パーカー単体では冬の防寒着として不十分
•インナーダウン等を活用すれば初冬まで対応可能
•スーツに合わせるのは難易度が高く基本的には非推奨
•お洒落に着こなす鍵は「Aラインシルエット」の構築
•サイズはジャストではなく「ややオーバーサイズ」を選ぶのが基本
•最も重要なポイントはウエストのドローコードを絞ること
•ドローコードでウエストを絞ることで寸胴な印象が解消される