タレックスのモアイグレー:評判と登山利用での厳しい真実を解説!

タレックスのモアイグレー:評判と登山利用での厳しい真実を解説!登山ギア・アクセサリー
スポンサーリンク

こんにちは、「登山・トレッキング装備完全ガイド」のリュウセイです。タレックスの「モアイグレー」って、気になりますよね。

タレックス モアイグレーの評判を調べてみると、「室内やデスクワークで目が楽になった」という声もあれば、「効果なしだった」という真逆の意見もあって、正直迷うところだと思います。

特に「夜間運転で本当に使えるの?」とか、「雨天や曇天の日はどう?」、そしてモアイブラウンやイーズグリーンとの違いが分かりにくい、と感じている人も多いんじゃないでしょうか。

私自身も登山ギアとしてどうなのか、という視点で「登山で使える?」と気になっていた一人です。この記事では、そうしたモアイグレーの様々な評判やスペックを、私なりに整理してみました。

この記事でわかること

①モアイグレーの「良い評判」と「悪い評判」の理由
②室内や夜間運転など具体的な使用シーン
③他のレンズ(ブラウン・イーズグリーン)との違い
④登山愛好家から見た「登山で使えるか」の結論

タレックスのモアイグレー:評判と使用シーン

タレックスのモアイグレー:評判と使用シーン
登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

モアイグレーの評判が「良い」「悪い」と、ここまでハッキリ分かれるのは、その非常に特殊なスペックが理由です。一般的なサングラスとは全く異なる設計思想なんですね。ここでは、どんなシーンでその真価を発揮するのか、具体的な評判と性能を深く掘り下げてみましょう。

✅室内やデスクワークでの評価
✅夜間運転は本当に楽になるか
✅雨天や曇天での効果は?
✅「効果なし」はデメリットか

室内やデスクワークでの評価

モアイグレーの「良い評判」が最も集中しているのが、この「室内・デスクワーク」での使用感です。私たちが日常で一番長く過ごす環境かもしれませんね。

タレックスの公式サイトでも「オフィスワークをもっと快適に」と、明確にこのシーンを推奨しています。

まず、スペックを確認すると、レンズの色はごく薄いグレーで、「可視光線透過率(VLT)75%」。これは裸眼(100%)に非常に近く、一般的なメガネとほぼ変わらない明るさを保ちます。だから室内でかけても暗さを感じません。

それでいて、「雑光カット率(ZAC)20%」 という性能を持っています。これがキモですね。

現代のオフィスや自宅は、LED照明、PCモニター、スマートフォンの画面など、一昔前とは比べ物にならないほど「目に刺さる」ような点光源や、高輝度の人工光に満ちています。モアイグレーは、こうした不快な光の”角”、つまり「雑光」だけを20%分カットして、光の質を柔らかく、まろやかにしてくれるイメージです。

ブルーライトカットメガネとの決定的な違い

「それなら、ブルーライトカットメガネと何が違うの?」と思うかもしれません。大きな違いは、「視界の自然さ」です。

一般的なブルーライトカットメガネの多くは、特定の「青色光」をカットするため、視界が黄色っぽく見えたり、レンズ表面が青く反射したりします。色の正確性を求めるデザイナーや動画編集者にとっては、これがネックになることもあります。

一方、モアイグレーは「ブルーライト」だけを狙うのではなく、視界全体の「雑光(ノイズ)」を均一に抑えるアプローチです。ベースが「グレー」なので、色調の変化がほとんどありません。かけたまま色のチェックができるため、専門職の人からも評価が高い理由です。

また、「白内障の術前術後」のケアとして推奨されている ことも、このレンズの特性をよく表しています。術後は特に光に敏感になり、室内の照明すら眩しく感じることがありますが、そうしたデリケートな目を優しく保護する目的にも最適なんですね。

室内での評価ポイント

  • PCやスマホ画面の「ギラつき」が和らぎ、目の疲れが軽減される。
  • LED照明の「チカチカ感」や「刺さる感じ」が柔らかくなる。
  • 視界の色がほぼ変わらないため、デザインなど色を扱う仕事でも常用できる。
  • 光線過敏や術後のデリケートな目を、室内の光から保護するのにも適している。

夜間運転は本当に楽になるか

「夜間運転」は、モアイグレーのもう一つの独壇場です。ただし、これには明確な「条件」と「規格」が関わってきます。

まず、日本のJIS規格(日本産業規格)では、安全な運転のため、「可視光線透過率75%未満のレンズは、薄暮または夜間使用禁止」と定められています。(出典:日本産業標準調査会 JISC「JIS T 7331」の概要を参照)

モアイグレーの可視光線透過率は、ちょうど「75%」。これは、夜間運転に使用できる「最も暗い(=雑光カット効果を最も高められる)限界値」を、意図的に狙って設計されていることを示しています。

ここで勘違いしてはいけないのが、「対向車のヘッドライトが眩しくなくなる」わけではない、という点です。光の「量」自体を劇的に減らす効果は限定的です。

モアイグレーの真価は、あのLEDやHIDライト特有の「刺さるような眩しさ」や「光が滲んでハレーションを起こす」現象を、雑光カット20%の効果で和らげる点にあります。ユーザーの評判でも「光の芯が柔らかくなる」「光の輪郭がハッキリする」といった声が多いのはこのためです。

「目が楽になった」「運転の疲れが減った」という評判は、眩しさの絶対量が減ったからではなく、不快な「光のノイズ」が減ったことによる、運転時のストレス軽減効果が大きいかなと思います。

注意点:過度な期待は禁物

あくまで「眩しさを和らげる」「光の質を整える」レンズであり、光を「消す」ものではありません。可視光線透過率75%の基準を満たすため、効果は穏やかです。劇的な遮光性を期待すると、「これだけ?」と「効果なし」と感じてしまう可能性があるので注意が必要ですね。

雨天や曇天での効果は?

雨天や曇天での効果は?
登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

雨や曇りの日って、空は暗いのに、路面が濡れて光ったり、対向車のライトが滲んだり、マンホールや白線が白飛びしたりして、独特の見えにくさがありますよね。

こういう「明るさは欲しいけど、ギラつきは抑えたい」という、一見ワガママな(笑)状況に、モアイグレーのスペック(VLT 75% / ZAC 20%)はピッタリなんです。

可視光線透過率75%で視界の明るさをしっかりキープしたまま、雑光カット率20%が濡れた路面や水たまり、ダッシュボードのフロントガラスへの映り込みといった、運転の邪魔になる「嫌な反射」だけをピンポイントで抑えてくれます。

「雨の日の白線が見やすくなった」「センターラインがクッキリした」という評判も、まさにこの性能のおかげかなと思います。不要なノイズが減ることで、結果的にモノの輪郭やコントラストがハッキリするんですね。

これは登山でも、例えば霧が出てあたりが白っぽく光る時や、薄暗い樹林帯で濡れた岩場や木の根が光る時にも、足元の視認性を上げるのに役立つかもしれません。

「効果なし」はデメリットか

モアイグレーの評判で必ずと言っていいほど目にするのが、「効果がわからない」「効果なし」というネガティブな意見です。

でも、これは製品の欠陥というより、「期待していた効果とのミスマッチ」が原因のほとんどだと私は思います。

タレックスの公式サイト には、「みなさまの声を集めたらモアイレンズができました」として、以下のような開発背景が書かれています。

モアイレンズが対応する「悩み」の例

  • パソコン作業やテレビを観ているときの目の疲れやダルさ
  • 蛍光灯の下で本や新聞を読んでいるときの目のチカチカ感
  • 白内障の術前術後のまぶしさ
  • テーブルや床から跳ね返ってくる白っぽい光の不快感
  • 夜間運転の対向車のヘッドライトのまぶしさ

これを見てわかる通り、モアイレンズは「日中の眩しさを防ぐ」ことではなく、「特定の環境下での不快な光(雑光)によるストレス」を解消するために開発された、極めてニッチで専門的なレンズなんです。

主な「効果なし」と感じる理由は、この開発背景から見事に説明がつきます。

1. 「サングラス」だと思って買った

「タレックス=高性能な偏光サングラス」というイメージが強いので、日中の眩しさを抑える「サングラス」を期待してしまうケースです。可視光線透過率75%なので、日中の直射日光や強い照り返しは、普通に眩しいです。これは「デメリット」ではなく、そもそも用途が根本的に違います。

2. 雑光カット20%の効果が「繊細すぎる」

雑光カット率20% というのは、水面のギラギラを消すような劇的な効果(雑光カット90%以上 )はありません。あくまで「目のノイズを少し減らす」程度。日中の明るい場所や、雑光の少ない環境で試着しても、その差はほとんど分からないと思います。

つまり、モアイグレーの「効果なし」という評判は、裏を返せば「それだけ自然な視界」で「常用しても疲れない」というメリットの裏返しであり、そもそも上記の「悩み」を持っていない人には、効果が体感しにくい、ということなんですね。

タレックスのモアイグレー:評判とレンズ比較

タレックスのモアイグレー:評判とレンズ比較
登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

モアイグレーの立ち位置をハッキリさせるために、他の人気レンズと比べてみましょう。特に、名前が似ている「モアイブラウン」や、タレックスの代名詞「イーズグリーン」との違いは気になりますよね。もちろん、登山愛好家の視点から「登山で使えるか」も厳しくジャッジします。

✅モアイブラウンとの違いを比較
✅イーズグリーンとの使い分け
✅登山で使えるか
✅総括:タレックスのモアイグレー、評判

モアイブラウンとの違いを比較

同じ「モアイ」シリーズに、モアイブラウンがあります。この2つ、どっちを選ぶか本当に悩みますよね。

結論から言うと、レンズの光学的な性能(スペック)は全く同じです。

どちらも「可視光線透過率75%」「雑光カット率20%」 。つまり、明るさや眩しさの軽減効果、夜間運転への適合性などは同一です。じゃあ何が違うかというと、「視界の色味」だけです。

レンズ名スペック視界の特徴おすすめな人
モアイグレーVLT 75% / ZAC 20%色調を変えないナチュラルな視界。ありのままの色を再現。色の正確さを求める人(デザイン、PC作業、写真編集など)
モアイブラウンVLT 75% / ZAC 20%視界が少し暖色系(ウォーム)になる。「ソフトな視界」。リラックスしたい人。白いLEDライトが特に苦手な人。

モアイブラウンは、ブラウン系レンズの特性として、波長の短い青色光をわずかにカットし、視界に暖かみを与えます。これにより、コントラストが少し上がったように感じたり、リラックス効果を感じたりすることがあります。タレックスのブログでも「白いLEDライトが苦手という方におすすめ」とされています。

これはもう「好み」と「用途」の世界ですね。「正確性・忠実性のグレー」か、「快適性・リラックスのブラウン」か。かけてみて、より「心地よい」「楽だ」と感じる方を選ぶのが正解かなと思います。

イーズグリーンとの使い分け

イーズグリーンとの使い分け
登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

もし、あなたがモアイグレーと「イーズグリーン」で迷っているとしたら、それは「室内履き」と「登山靴」を同じ棚に並べて悩んでいるようなものかもしれません。それくらい、用途が全く違います。

イーズグリーンは、タレックスの代名詞とも言える、非常に人気のある「偏光サングラス」です。スペックを見てみましょう。

レンズ名可視光線透過率 (VLT)雑光カット率 (ZAC)主な用途(設計思想)
モアイグレー75% (明るい)20% (穏やか)明るさを保ち、室内のノイズや夜間の眩しさを「和らげる」
イーズグリーン40% (やや暗い)90% (強力)眩しさを抑え、水面や路面の強烈な反射を「消す」

一目瞭然ですね。イーズグリーンは「しっかり眩しさを抑え(透過率40%)強烈な反射を強力にカットする(雑光カット90%)」レンズです。日中の運転、釣りの水面、ゴルフの芝生など、眩しい屋外でこそ真価を発揮します。もちろん、VLT 40%なので夜間運転には使えません。

モアイグレーは「室内・夜間・悪天候用」のプロテクター。

イーズグリーンは「日中・屋外用」のアクティブなサングラス。

このように、使うシーンでハッキリと使い分けるのが正解ですね。両方持っていると、24時間タレックスの快適さを享受できる、ということになるかもしれません。

登山で使えるか

さて、私の専門分野である「登山で使えるか?」という点について、登山愛好家としてハッキリと見解を述べたいと思います。

結論から言うと、モアイグレーは「日中のメインの登山用サングラス」としては、全くおすすめできません。

理由はもうお分かりの通り、可視光線透過率が75% と、明るすぎるからです。山の稜線や雪渓、開けた場所での日差しは、街中とは比べ物にならないほど強烈です。そんな環境でモアイグレーをかけても、眩しさを防ぐ効果はほとんどありません。

一般的な登山のサングラスは、「可視光線透過率20%~30%程度のものが幅広いシーンで利用できる」 とされていますし、モンベルの偏光トレッキンググラスなどもVLT 20% のものがあります。モアイグレーのVLT 75% とは、まさに正反対のスペックですね。

じゃあ、全く使えないかというと、登山という長い行動の中での「限定的なシーン」なら「アリ」かもしれません。

登山での(限定的な)使い道

  • 登山口までの早朝・夜間運転や、雨天時の運転用として。
  • 暗い樹林帯で、雨や霧で視界が悪い時。濡れた木の根や岩の微妙な反射を抑え、足元の視認性をわずかに上げてくれる「かも」しれません。
  • 山小屋やテントでのLEDランタンの眩しさを和らげるため。(特に他の登山者がいる小屋泊では、光に敏感な人には有効かも)

このように、あくまで「メインのサングラス」とは別に、特定の状況で目を保護する「サブ・ギア」としてなら、出番はあるかも…しれないですね。ただ、日中の登山目的で買うレンズではないことは、重ねてハッキリとお伝えしておきます。

総括:タレックスのモアイグレー、評判

ここまで見てきたように、タレックス モアイグレーの評判が大きく分かれる理由は、このレンズが「サングラス」ではなく、「光の質を整えるコンディショナー」、あるいは「QOL(生活の質)を改善する保護具」のような、非常に特殊な立ち位置の製品だからです。

日中の眩しさを防ぎたい人、劇的な偏光効果を期待している人にとっては、「効果なし」という「悪い評判」になります。

しかし、室内や夜間の「不快な光」に長年悩まされている人にとっては、「目が楽になった」「もう手放せない」という「最高の評判」になります。

もしあなたが、モアイグレーに興味を持った理由が、

  • オフィスのLED照明やPC作業で、夕方になると目がシバシバする、奥が痛む。
  • 夜間運転の対向車のライトが、目に刺さるように眩しくて、運転が怖い。
  • 白内障の手術後 などで光に敏感になり、室内の光さえ不快に感じる。

…といった具体的な「悩み」であるなら、モアイグレーはあなたの「悩みの解決」に、大きく貢献してくれる可能性が極めて高いと思います。

購入前の最終アドバイス

このレンズの効果は非常に繊細で、体感には個人差があります。購入を検討する際は、オンラインの評判だけで判断せず、必ずタレックスの正規取扱店(プロショップ)で、実際のレンズを体験してみてください。

その際、明るい店内で試すだけでなく、できれば「スマートフォンの画面を見る」「(可能なら)夜間に店の外の光を見る」など、あなたが実際にストレスを感じている環境に近い状況で試させてもらうことを強くおすすめします。最終的な判断は、ご自身の目で行ってくださいね。

タイトルとURLをコピーしました