レザーマンのシグナルのレビュー!キャンプや登山で役立つ機能を徹底検証

背景に岩場と苔を配したレザーマン・シグナルの製品写真。「単なる工具か、究極のサバイバルギアか」というキャッチコピーが入ったタイトルスライド登山ギア・アクセサリー
スポンサーリンク

アウトドア好きなら一度は憧れるマルチツールですが、いざ選ぼうとすると種類が多すぎて迷ってしまいますよね。特にレザーマンのシグナルは、ハンマーや火起こし機能がついた唯一無二のモデルとして注目されています。

ただ、ネット上のレザーマン シグナルのレビューを見てみると、実際の使い勝手はどうなのか、重すぎないか、あるいはキャンプ以外でも役立つのかといった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

筆者も最初は、他の定番モデルと何が違うのか、自分にとって本当に必要なツールなのかかなり悩みました。特に日本で持ち歩く際の法律的なルールや、他のモデルとの比較、実際に使ってみた人たちの評判は、購入前に一番気になるポイントかなと思います。

この記事では、そんな「シグナルって実際どうなの?」という疑問を解消するために、筆者の経験を交えながらその実力を詳しく紹介していきます。登山やキャンプでの具体的な活用シーンから、気になるメンテナンス、そして絶対に知っておくべき法規制の話まで、今の自分にぴったりのギアかどうかを判断する材料にしてもらえると嬉しいです。

この記事でわかること

①キャンプや登山で役立つサバイバル特化機能とは
②ウェーブと比較したメリットとデメリット
③ハンマーやシャープナーなどギミックの使い心地
④マルチツールを安全に携帯するための法律知識

レザーマンのシグナルをレビュー:魅力的な異色のモデル

シグナルの本体構造を示した図解。ホイッスル、ファイヤースターター、ダイヤモンドシャープナーの配置と、重量212gに全機能を凝縮したコンセプトを説明するスライド。
修理」から「生存」へ:シグナルの設計思想

レザーマンのラインナップの中でも、シグナルは「サバイバル」という明確なコンセプトを掲げた異色のモデルです。

一般的なマルチツールが「壊れたものを直す工具」だとすれば、シグナルは「過酷な自然の中で生き抜くための装備」といえるでしょう。ここでは、そのユニークな設計が実際の使用感にどう影響しているのか、詳しく掘り下げていきます。

✅評判から見るサバイバル特化機能の実力
✅ウェーブと比較して分かったキャンプでの優位性
✅評判の悪い噂を検証しハンマーの使い勝手を探る
✅道具を長持ちさせるシャープナーの使い方

評判から見るサバイバル特化機能の実力

登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

シグナルが他のモデルと一線を画している最大の理由は、標準装備されている「3つのサバイバルツール」にあります。これらは本体の樹脂パーツ部分に組み込まれており、必要に応じて取り外して使用する仕組みになっています。ネット上の評判を見ても、このギミックに惹かれて購入したという方が非常に多いですね。

火(フェロセリウムロッド)、合図(救難ホイッスル)、刃(ダイヤモンドシャープナー)の3つのアイコンとともに、それぞれの機能を解説したスライド
いざという時の命綱となる3つの専用機能

1. フェロセリウムロッド(火起こし)

サバイバルの基本である「火」を確保するためのツールです。本体のノコギリの背(角が立っている部分)をストライカーとして使い、ロッドを素早く擦ることで強力な火花を飛ばせます。

筆者も実際に試してみましたが、ライターがガス欠になったり水没したりした際のバックアップとして、これほど心強いものはありません。もちろん、大きな専用ロッドに比べれば火花の量は限定的ですが、麻紐などの着火剤があれば十分に火を起こせます。まさに「いざという時の命綱」といった実力ですね。

2. 救難ホイッスル

ファイヤースターターの持ち手部分と一体化しているホイッスルです。山で遭難したり、滑落して動けなくなったりした際、大声で助けを呼ぶのは体力を激しく消耗します。

このホイッスルは少ない息でも非常に高い音が出るように設計されており、遠くまで音が届くのが特徴です。ソロキャンプや単独行の登山を楽しむ方にとっては、お守り代わりの機能として高く評価されています。

3. ダイヤモンドコーティングシャープナー

本体の側面に装着された、ナイフ専用の砥石です。長期のキャンプや、枝を削り続けるような作業をすると、どうしてもナイフの切れ味は落ちてしまいます。そんな時、その場でサッとタッチアップ(刃立て)ができるのはシグナルならではの強みです。

420HCという研ぎやすい鋼材との相性も抜群で、少し研ぐだけで「スッ」と刃が入る感覚が戻ります。これらの機能が、わずか212gのボディに全て収まっている点に、エンジニアリングの凄みを感じますね。

ウェーブと比較して分かったキャンプでの優位性

レザーマンの購入を考える際、多くの人が「WAVE+(ウェーブプラス)」とどちらにするか迷うはずです。筆者も両方を使い比べてみましたが、結論から言うと、「キャンプ現場での使いやすさ」ならシグナルの方が一歩リードしていると感じます。その理由は、作業の「スピード感」と「拡張性」にあります。

機能・特徴シグナル (SIGNAL)ウェーブプラス (WAVE+)
基本コンセプトアウトドア・サバイバル特化万能ワーク・DIY・修理
重量(実測目安)約212g(軽量・軽快)約241g(ずっしり安定)
メインナイフコンボ刃(1本で何でもこなす)直刃と波刃の2本(使い分け重視)
ハサミの有無なし(ナイフで代用)あり(精密作業に便利)
携帯方法カラビナ・ポケットクリップ標準専用シース(ケース)が基本
シグナルとウェーブプラスを、コンセプト、重量、主要ツール、携帯性の4項目で比較した表。キャンプ現場では設営スピードと拡張性に優れたシグナルが優位であることを示すスライド
キャンプ現場における実用性比較:シグナル vs ウェーブプラス

ウェーブは「ハサミ」が付いているのが大きなメリットですが、キャンプではハサミよりも「ノコギリ」や「ハンマー」を使う場面の方が圧倒的に多いんですよね。また、シグナルには本体にカラビナが一体化されているため、バックパックのDリングやベルトループにガチャンと直接引っ掛けられます。

いちいちケースから取り出す手間が省けるので、設営中のちょっとした作業が驚くほどスムーズになります。また、付属の154CM取替式ワイヤーカッターは、硬い針金などを切って刃がこぼれても交換できるため、長くタフに使い倒せる安心感があります。まさに「道具を使い倒したい人」向けの設計ですね。

評判の悪い噂を検証しハンマーの使い勝手を探る

シグナルの特徴的な機能の一つに、本体底部にある「ハンマー」があります。これについては、一部のレビューで「打面が小さすぎて使い物にならない」といった否定的な意見も見られます。確かに、建築用の金槌や、スノーピークのような本格的なペグハンマーを想像して使うと、その小ささに驚くかもしれません。

しかし、実際にキャンプ場で使ってみると、このハンマーには「絶妙な便利さ」があることに気づきます。例えば、ソロキャンプでよく使われるアルミ製のジュラルミンペグや、チタンペグ。

これらを柔らかい地面に打ち込む際、大きなハンマーを取り出すまでもないけれど、手で押し込むには少し硬い…そんな時にシグナルのハンマーが真価を発揮します。適度な重みがあるため、コンコンと叩くだけで面白いようにペグが入っていきます。

ハンマー部分の意外な活用法

  • ペグの打ち込み:アルミやチタンの軽量ペグなら十分対応可能
  • ペグ抜き:カラビナ部分をペグの穴に引っ掛けて引き抜く
  • 簡易的な破砕作業:調理中にナッツを砕いたり、氷を割ったりする
  • 工作の補助:木の枝を叩いて割る際のきっかけ作り
ペグ打ちのイラスト。硬い地面への鍛造ペグ打ちは不向きだが、アルミやチタンの軽量ペグの打ち込みやペグ抜きには真価を発揮することを説明するスライド
ハンマーが真価を発揮するシーンと注意点

もちろん、カチカチに固まった砂利混じりの地面に大型の鍛造ペグを打ち込むのは無理がありますが、「軽量化のために専用ハンマーを持ち歩きたくない」という登山者やミニマリストにとっては、これ以上ない便利な機能です。

また、ハンマー面があることで、ツール全体を立てて置くことができるといった副次的な使い勝手の良さもあります。悪い噂を鵜呑みにせず、自分のキャンプスタイルに合わせて評価したいポイントですね。

道具を長持ちさせるシャープナーの使い方

レザーマンの製品は「25年保証」という驚異的なサポートが有名ですが、それは日々のメンテナンスがあってこそ活きるものです。シグナルには専用のダイヤモンドシャープナーが備わっていますが、これを正しく使いこなしている人は意外と少ないかもしれません。

ナイフの切れ味を維持することは、作業効率を高めるだけでなく、無理な力を入れずに済むため、怪我の防止にも直結します。

シグナルのナイフは「420HCステンレス鋼」を採用しています。これは非常に錆びに強く、かつ適度な硬さを持っているため、初心者でも比較的研ぎやすいのが特徴です。シャープナーを使う際は、以下の手順を意識してみてください。

効果的なタッチアップの手順

  1. 本体からシャープナーを取り外します。
  2. ナイフの刃の角度(約20度前後)に合わせ、シャープナーを優しく滑らせます。
  3. 力を入れすぎず、刃の根元から先端に向かって「撫でる」ように動かすのがコツです。
  4. シグナルの波刃部分は、シャープナーの角や丸みのある部分を使って、溝に合わせて数回こするだけで切れ味が復活します。
研ぐ、拭く、注油するという3つのメンテナンス工程をアイコンで示したスライド。420HCステンレス鋼の研ぎやすさと長持ちの秘訣を解説
25年保証を活かすための基本メンテナンス

フィールドから帰宅した後は、汚れをしっかり落としてから、可動部にシリコン系の潤滑油を一滴垂らしておくと、開閉がスムーズな状態を長く保てます。

セラコート(塗装)モデルの場合は、研磨剤入りのクリーナーを使うと塗装が剥げてしまうことがあるので、中性洗剤と柔らかい布で手入れするのがおすすめですよ。道具を自分の手でメンテナンスする時間は、ギアへの愛着がさらに深まる特別なひとときですね。

レザーマンのシグナルのレビュー:正しい所持方法と国内ルール

登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

どんなにかっこよくて便利なシグナルも、一歩間違えれば法律に触れてしまうリスクを孕んでいます。特に日本国内では、マルチツールの携帯について厳格なルールが存在します。知らなかったでは済まされない大切な知識を、ここでおさらいしておきましょう。

✅銃刀法や軽犯罪法に抵触しないための注意点
✅警察の職務質問でトラブルを避ける正しい携行法
✅カスタムパーツで自分だけのギアに改造する楽しみ
✅まとめ:レザーマンのシグナルのレビュー

銃刀法や軽犯罪法に抵触しないための注意点

シグナルのメインブレードは、公式スペックで「約6.9cm」あります。日本の「銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)」では、刃渡り6cmを超える刃物を正当な理由なく携帯することが禁止されています。つまり、シグナルをポケットに入れて街を歩くことは、明確な法律違反になる可能性が非常に高いのです。

ここで重要なのが「正当な理由」という言葉の定義です。キャンプや登山、釣りなどのアウトドアレジャーで使用するために、目的地へ向かっている最中であれば正当な理由として認められます。しかし、「いつか使うかもしれないから」「護身のため」「なんとなく格好いいから」といった理由は一切認められません。

特に注意したいのが、車の中に常に積みっぱなしにしているケースです。災害対策のつもりでも、警察の検問などで発見された場合、現時点で災害が起きていなければ「正当な理由がない」と判断されるリスクがあります。

【絶対に守るべき法律の知識】

刃渡り6cmを超えるシグナルは、銃刀法の規制対象です。また、たとえ6cm未満のツールであっても、正当な理由なく「隠し持つ」ことは軽犯罪法に抵触する可能性があります。移動中は「直ちに使用できない状態」でパッキングすることを徹底してください。(出典:警察庁「刃物の携帯禁止について」

※最終的な法的判断は、個別の状況によって異なります。不明な点は最寄りの警察署や専門家へ相談してください。

刃渡り6.9cmのため銃刀法規制対象であることを強調し、護身用や積みっぱなしがNGであることを明示した法律警告スライド
知らなかったでは済まされないマルチツールの法律知識

安全にアウトドアを楽しむためにも、法律の枠組みを正しく理解し、マナーを守って使用することが、私たちアウトドア愛好家に求められる誠実な姿勢かなと思います。

警察の職務質問でトラブルを避ける正しい携行法

もし移動中に警察の職務質問を受けた際、「キャンプに行く途中です」と言っても、ツールがズボンのポケットからすぐ出てくるような状態だと、あらぬ疑いをかけられかねません。トラブルを未然に防ぐためのキーワードは、「即座に取り出せない厳重な梱包」です。

筆者が推奨する、安全な持ち運び方は以下の通りです。

  1. 専用シースに入れる:まずは付属のケースやナイロンシースにしっかり収納します。
  2. ザックの奥に収納する:バックパックのサイドポケットなどではなく、メインコンパートメントの底の方、あるいは鍵付きのポーチなどに入れます。
  3. 目的地までは出さない:登山口やキャンプ場に到着するまでは、絶対に身に着けないようにしましょう。
ザックの中にマルチツールを収納するイラスト。専用ケースに入れ、すぐに出せない場所にパッキングし、目的地まで身につけないという3つのポイントを解説したスライド
職務質問でのトラブルを避ける厳重な梱包方法

また、車で移動する場合は、ダッシュボードの中などは避け、トランクの中のキャンプ道具一式が入ったコンテナの中に収納しておくのが最も安全です。

「今からキャンプに行く準備が整っている」という状況を客観的に示せることが大切です。こうした細かな配慮を積み重ねることで、余計な心配をせずに大好きなギアをフィールドへ連れ出すことができますよ。

カスタムパーツで自分だけのギアに改造する楽しみ

➡ 登山・トレッキング装備完全ガイド:初心者入門イメージ

シグナルのもう一つの魅力は、その「いじりがい」のある構造にあります。

世界中にファンがいるレザーマンだけに、サードパーティ製のカスタムパーツ(MOD)が驚くほど充実しているんです。標準の状態でも完成度は高いですが、自分の用途に合わせて微調整を施すことで、シグナルはさらに化けます。

例えば、ホイッスルやシャープナーのパーツを外し、そこに収納できる「ビットアダプター」を装着するカスタムが人気です。これにより、標準の1種類だけでなく、複数のプラス・マイナスドライバービットを常に持ち歩けるようになります。

また、ナイフの開閉をさらにスムーズにするための「サムスタッド」を後付けすれば、手袋をしたままでも片手でバチンと刃を出せるようになります。

人気のMODパーツ例

  • チタン製ポケットクリップ:より強固で軽量なクリップに交換
  • 蓄光パーツ:暗闇でもホイッスルやシャープナーの位置がわかるパーツ
  • サムスタッド:ナイフのワンハンドオープンを劇的に楽にする突起パーツ

ただし、カスタムは「自己責任」が基本です。本体を分解したり、大きな改造を加えたりすると、レザーマン自慢の25年保証が受けられなくなることがあります。まずは保証に影響しない範囲のパーツ交換から楽しむのが、賢いカスタムの第一歩ですね。

まとめ:レザーマンのシグナルのレビュー

長々と解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。レザーマン シグナルのレビューを総括すると、このツールは単なる「便利グッズ」ではなく、所有することで「自然との向き合い方が変わるギア」だと言えます。

これ1本あれば、もし火を忘れても、道に迷っても、テントのペグが刺さらなくても、なんとかできる。そんな「生きる自信」をポケットに忍ばせておくような感覚です。

シグナルを持つことで得られる安心感と、軽量化したい登山者やミニマリストにおすすめであることをまとめたスライド
シグナルはあなたにとって「最高の相棒」か?

これから購入を考えている方に、筆者からアドバイスを送るとすれば、「必ずLTJマーク入りの国内正規品を選んでください」ということです。レザーマンの製品は非常に頑丈ですが、過酷に使うほどプライヤーのガタつきや、パーツの摩耗は避けられません。

数千円安い並行輸入品を選んで、いざという時に修理が受けられないのは、せっかくの25年保証という価値を捨ててしまうようなものです。25年という月日を共に歩む相棒だと考えれば、正規品の価格差は決して高いものではないかなと思います。

LTJマークのエンブレムと「25」の数字をあしらったスライド。並行輸入品は修理を受けられないリスクがあり、正規品は25年を共にする相棒への投資であることを説明。
25年保証を確実に受けるための正規品マーク(LTJ)

【レザーマン:国内正規品の25年保証の内容が変わりました。必ず確認してください。】

シグナルは決して万能ではありません。ハサミが欲しくなる時もあるでしょう。でも、この無骨なデザインと、サバイバルに必要な機能を凝縮したストイックな設計は、他のどのモデルにもない唯一無二の魅力です。あなたのバックパックに、この心強い相棒を加えてみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました