ミステリーランチから新たに登場した軽量バックパック「レイディックス」シリーズ。その実力が気になり、レイディックスとは一体どんなモデルなのか、詳細なレビューを探している方も多いのではないでしょうか。特に31Lと47Lのどちらを選ぶべきか、迷うところだと思います。
この記事では、レイディックスシリーズの3つのモデルを比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。実際の登山でも使えるのか、また女性が使う場合のポイントにも触れていきますので、あなたにぴったりの一つを見つける手助けとなれば幸いです。
この記事でわかること
①レイディックスシリーズの全体像とコンセプト
②31, 47, 57各モデルの具体的な違い
③実際の登山シーンでの使用感と評価
④自分に最適なモデルを選ぶためのポイント
ミステリーランチ レイデックス31・47レビュー:特徴と機能性

✅レイデックスとは
✅31特徴とレビュー
✅47特徴とレビュー
✅57特徴とレビュー
✅容量が違う3つを比較してみた
レイデックスとは
ミステリーランチの「レイディックス(RADIX)」シリーズは、「より軽く、より速く、そしてより強く」というコンセプトのもとに開発された、新しい軽量バックパックのラインナップです。これまでのミステリーランチ製品が持つ、質実剛健で安定した背負い心地という強みを維持しながら、近年の軽量化志向に対応することを目指して設計されました。
ただ、単に重量を削っただけの、いわゆるウルトラライト(UL)バックパックとは一線を画します。ブランドの核となるフューチュラヨークシステムによる無段階の背面長調整機能や、荷重をしっかり支えるアルミフレームは継承。
これにより、パック本体の重量以上の荷物を背負った際に「軽く感じる」という、ミステリーランチならではの快適性を実現しています。
レイディックスの核心技術
素材には、軽量性と耐久性を両立させる「テクニカルウルトラPEバーズアイ」と「100Dロービックナイロンリップストップ」を採用。特に摩擦が多いトップリッドやボトム部分には強度の高い素材を配置し、軽さを追求しつつもフィールドでのタフな使用に耐える設計となっています。
言ってしまえば、レイディックスはミステリーランチが導き出した「軽量化と快適性の最適解」です。軽快な行動を求めつつも、背負い心地や耐久性を犠牲にしたくないハイカーにとって、まさに理想的な選択肢となるでしょう。
31特徴とレビュー
1泊2日の小屋泊
— akiraさん (@aki_523kyy) June 9, 2024
ミステリーランチ レイディックス31
雨蓋部分に収納がない為
パーゴワークス スイッチMを
取り付けて登山!
めちゃくちゃ背負い心地良くて
肩も腰も痛くならず快適でした!
ミステリーランチ凄い👍
レイディックス47ホワイト…
欲しいw pic.twitter.com/hKkKdcdYoD
レイディックス31は、シリーズの中で最もコンパクトなモデルです。公式の容量は29L、重量は1.4kgと、日帰り登山から装備を切り詰めた小屋泊、ミニマルな装備でのオーバーナイトハイクまで幅広く対応します。
このモデルの最大の魅力は、その汎用性の高さにあります。日帰り登山の装備であれば余裕をもってパッキングでき、フロントやサイドの大型ポケットを活用すれば、夏山のテント泊装備も工夫次第で収納可能です。
重量1.4kgという数値だけを見ると重く感じるかもしれませんが、フレームやウエストベルトを外すことで980gまで軽量化できるため、山行のスタイルに合わせてカスタマイズできるのも大きな特徴となります。
日帰り登山で使うには少し重いと感じるかもしれませんが、テント泊装備を視野に入れた場合、このモデルが持つ安定した背負い心地は大きなメリットになります。軽量化と快適性のバランスを自分で調整できる面白いパックです。
レイディックス31のスペック
容量 | 29L |
---|---|
重量 | 1.4kg (フレーム・ウエストベルト取り外し時 980g) |
推奨用途 | 日帰りハイキング、小屋泊、UL装備でのテント泊 |
価格(税込) | ¥ 33,000 |
メインコンパートメントへのアクセスを容易にするオフセンタージッパーや、行動食やスマートフォンを収納しやすいウエストベルトポケットなど、使い勝手の良さも光ります。初めての軽量バックパックとしても扱いやすいモデルと言えるでしょう。
47特徴とレビュー
ずっと気になってたミステリーランチ レイディックス47を手に入れました
— (きょん、です。)( 6 ㅎ v ㅎ∂) (@war_dog_cz) July 14, 2024
まだフルでパッキングしてないので中の空間余ってるのでまだ分からん部分ある
背面がかっこいい pic.twitter.com/0s1wLIogxw
レイディックス47は、シリーズの中核をなす最もバランスの取れたモデルです。容量45L、重量1.6kgというスペックは、夏のテント泊縦走から小屋泊、荷物が増えがちな冬の日帰り登山まで、非常に幅広いアクティビティに対応します。
多くのレビューで指摘されているのが、その「抜群の安定感」です。ミステリーランチ伝統のフレームシステムがしっかりと荷重を腰に分散させるため、10kgを超えるようなテント泊装備を背負っても、肩への負担が少なく快適に歩行できます。
ULバックパックの軽量さに惹かれつつも、ペラペラとした生地やフレームレス構造に不安を感じるハイカーにとって、この安心感は代えがたいものがあります。
クーリー25との比較
ミステリーランチクーリー25
— チャトラン@猫とキャンプと燻製とキャキの人🐈⬛⛺️🦪🦪 (@tyatrun) January 13, 2024
カッコいい!と思ってポチったけど、届いた時に(これ果たして使うだろうか、、)と疑念が湧き未使用でそのまま1年以上経つ😂
そろそろマジで使うか、、#ミステリーランチ pic.twitter.com/3QTHTPn6qG
あるレビューでは、日帰り用の「クーリー25」(1.3kg)と比較し、容量が約2倍にも関わらず重量増がわずか0.3kgに抑えられている点に言及されています。これは、ミステリーランチがいかに軽量化に力を注いだかの証左です。
豊富な外付けポケットのおかげで、レインウェアやアイゼン、ウォーターボトルなどを効率的に収納できる点も高く評価されています。パッキングの自由度が高く、「山小屋泊もテント泊も、どちらの可能性も捨てきれない」という方に最適な、まさにオールラウンドモデルです。
レイディックス47のスペック
容量 | 45L |
---|---|
重量 | 1.6kg |
推奨用途 | 小屋泊、夏のテント泊縦走、冬の日帰り登山 |
価格(税込) | ¥ 38,500 |
57特徴とレビュー
来たぜ、RADIX 57!
— コウヘイ|難病と戦う登山xAI挑戦者 (@koheii) April 13, 2024
ミステリーランチの大型ザック系で相当軽量化を遂げたレイディックス57だけど、さかいやスポーツさんで結構重量入れて試したらいつもの慣れた背負い心地で好印象。自分的大型系主力のクーリーと背中構造同じと聞いて納得&超絶安心感。ガシガシ行こうぜ、相棒! pic.twitter.com/oVUmxqiyfq
レイディックス57は、シリーズ最大の容量を誇るモデルです。公式容量59L、重量1.7kgで、長期縦走やロングトレイル、装備が多くなる冬のテント泊など、より多くの荷物を快適に運ぶために設計されています。
このモデルの真価は、その優れた耐荷重性で最も実感できます。最新ギアの進化によりテント泊装備は軽量化・コンパクト化が進んでいますが、食料や水、防寒着などでどうしても荷物が増えてしまう長期山行では、バックパック自体の積載能力と安定性が重要になります。
レイディックス57は、ミステリーランチが誇る快適なロードキャリッジ(荷物運搬)性能を、軽量なパッケージで実現したモデルです。
他のモデルとの違いとして、トップリッド(雨蓋)が取り外し可能な点が挙げられます。荷物が少ない山行ではトップリッドを外してさらなる軽量化を図るなど、状況に応じた柔軟な使い方が可能です。47Lではパッキングが収まりきらない方や、より長期の冒険に挑戦したいハイカーにとって、頼れる相棒となるでしょう。
レイディックス57のスペック
容量 | 59L |
---|---|
重量 | 1.7kg |
推奨用途 | 長期縦走、ロングトレイル、冬のテント泊 |
価格(税込) | ¥ 45,100 |
容量が違う3つを比較してみた
レイディックスシリーズの3つのモデル、31、47、57は、それぞれ異なる山行スタイルを想定して設計されています。ここで改めて、各モデルのスペックと特徴を一覧で比較し、どのような基準で選べば良いかを整理してみましょう。
モデル | レイディックス31 | レイディックス47 | レイディックス57 |
---|---|---|---|
容量 | 29L | 45L | 59L |
重量 | 1.4kg | 1.6kg | 1.7kg |
主な用途 | 日帰り~小屋泊 | 小屋泊~テント泊 | 長期縦走・冬期登山 |
価格(税込) | ¥ 33,000 | ¥ 38,500 | ¥ 45,100 |
特徴 | 最も軽量・コンパクトで汎用性が高い | 最もバランスが良く多様な山行に対応 | 最大の容量と耐荷重性を誇る |
モデル選びのポイント
どのモデルを選ぶか決める際の最も重要な判断基準は、「ご自身のメインとなる登山のスタイル」です。
- 日帰りや小屋泊が中心の方:レイディックス31が最適です。将来的にUL装備でのテント泊に挑戦したい場合も対応可能です。
- 小屋泊もテント泊も楽しみたい方:レイディックス47が最も汎用性が高くおすすめです。この容量があれば、ほとんどのシーズンの山行をカバーできます。
- 長期の縦走や冬山テント泊がメインの方:レイディックス57が安心です。増えがちな装備をストレスなく収納し、安定して運搬できます。
このように考えると、ご自身の山行スタイルに合ったモデルが見えてくるはずです。価格や重量だけでなく、自分が最も楽しみたいアクティビティを基準に選ぶことが、満足のいく選択につながります。
ミステリーランチのレイデックス31・47レビュー:実際の評価

✅登山でも使える?実際の評価
✅女性が使うとしたら?の疑問
✅総括:ミステリーランチのレイデックス31・47レビュー
登山でも使える?実際の評価
結論から言うと、レイディックスシリーズは登山での使用に非常におすすめできるバックパックです。多くのレビューで、その優れたバランスが高く評価されています。ここでは、実際に使用したユーザーからの良い点と、気になる点をまとめて紹介します。
レイディックスの評価点(メリット)
- 抜群の安定感と背負い心地:フューチュラヨークシステムと内蔵フレームにより、荷重がしっかり腰に分散されます。これにより、実際の重量よりも軽く感じられ、長時間の歩行でも疲れにくいです。
- 見た目以上の収納力:大型のフロントポケットとサイドポケットが非常に便利です。レインウェアやボトル、ポールなどを外側に収納できるため、メインの荷室を有効活用できます。
- 便利なアクセス性:メイン荷室に直接アクセスできるサイドジッパーが、荷物の出し入れを非常に容易にします。特にテント場での設営・撤収時にその効果を実感できます。
- 耐久性と軽量化の両立:軽量化を図りつつも、擦れやすい箇所には丈夫な生地を使用しており、ハードな使用にも耐える安心感があります。
一方で、軽量化を目指した設計ゆえの気になる点もいくつか報告されています。これらは大きな欠点というよりは、知っておくべき注意点と言えるでしょう。
レイディックスの気になる点(デメリット・注意点)
- ハンドルの干渉:バックパック上部にあるグラブハンドル(取っ手)が、上を向いていると後頭部に当たることがある、という指摘があります。下向きに倒すことで軽減できるようです。
- ジッパーとストラップの干渉:サイドコンプレッションストラップを締めていると、メイン荷室へアクセスするサイドジッパーの開閉がしにくくなる場合があります。
- バックルの操作性:軽量化のためか、一部のバックルが小さめで、少し慣れが必要と感じるユーザーもいるようです。
これらの点を総合的に判断すると、レイディックスは「ULの軽快さ」と「従来の登山ザックの安心感」のいいとこ取りをした、非常に完成度の高いシリーズだと言えます。
女性が使うとしたら?の疑問
冬山〜残雪期登山といえば専ら八ヶ岳。
— はむ山 (@hammount) October 20, 2024
なぜなら、冬季営業の山小屋が多いのです!
写真は北八ヶ岳のどこか。奥は南八ヶ岳 pic.twitter.com/P8yEKetggG
ミステリーランチは、レイディックスシリーズにも女性の体型に合わせて専用設計されたウィメンズモデルを用意しています。そのため、女性が使う場合でも全く問題なく、むしろ最適なフィット感を得ることが可能です。
男性モデルとウィメンズモデルの主な違いは、ショルダーハーネスの形状にあります。ウィメンズモデルのハーネスは、女性の体型に合わせてカーブが設計されており、胸への圧迫感を軽減し、より体にフィットするよう作られています。これにより、長時間の使用でも快適性が大きく向上します。
バックパック選びにおいて、自分の体に合っているかどうかは最も重要なポイントです。特にテント泊など重い荷物を背負う際は、フィット感の差が疲労度に直結します。女性の方はぜひウィメンズモデルを試着してみてください。
また、カラーリングにも違いがあり、ウィメンズモデルには「ブラック/サンセット」や「ホワイト/サンセット」といった専用カラーが展開されています。機能性だけでなく、デザインの好みで選べるのも嬉しいポイントです。購入を検討する際は、必ず「W’s」や「ウィメンズ」と表記のあるモデルを選ぶようにしましょう。
総括:ミステリーランチのレイデックス31・47レビュー
この記事では、ミステリーランチの新作軽量バックパック「レイディックス」シリーズについて、その特徴や各モデルの違い、実際の評価を詳しく解説しました。最後に、本記事の要点をリスト形式でまとめます。
- レイディックスは「より軽く、より速く、より強く」を追求したシリーズ
- ミステリーランチならではの優れた背負い心地はそのままに軽量化を実現
- 単なるULパックではなく、快適性と耐久性を両立したバランス型モデル
- 31, 47, 57の3つの容量で展開され、山行スタイルに合わせて選べる
- 31は日帰りからミニマルなオーバーナイトまで対応する汎用モデル
- 47は小屋泊からテント泊までこなす最もバランスの取れた中核モデル
- 57は長期縦走や冬山に対応する大容量・高耐久モデル
- フューチュラヨークシステムによる無段階の背面長調整が可能
- 大型の外部ポケットにより高い収納力と利便性を発揮
- サイドジッパーからのメイン荷室へのアクセスが非常に便利
- 実際の評価では抜群の安定感と背負い心地が高く評価されている
- 注意点としてハンドルが頭に当たることやストラップの干渉が挙げられる
- 女性の体型に合わせたウィメンズモデルも用意されている
- ウィメンズモデルは専用設計のハーネスでフィット感が向上
- 自分のメインとなる登山スタイルを基準にモデルを選ぶことが重要