登山を始めようと思ったとき、まずチェックしたくなるのがワークマンですよね。ウェアやシューズのコスパが凄まじいので、トレッキングポールもワークマンで安く揃えたいと考えるのは自然な流れかなと思います。
実際のところ、ワークマンのトレッキングポールの発売予定はあるのか、現在の最新情報を調べてみました。代わりになるダイソーの1100円モデルや、Amazonで人気の格安カーボンポールなど、ワークマン級の衝撃価格で手に入るアイテムについても、筆者の視点で詳しくお伝えしますね。
この記事でわかること
①現時点のワークマンのトレッキングポール販売実態
②ダイソーやデカトロンなど手に入る代替ブランドの比較
③格安モデルを選ぶ際にチェックすべき安全上のポイント
④登山スタイルに合ったコストパフォーマンスの高い選択肢
最新トレッキングポールとワークマンの販売状況

ワークマンの店頭で「ポール」という文字を見かけて期待してしまった方もいるかもしれませんが、実は2026年現在、私たちが求める「登山用の杖」は少し特殊な立ち位置にあります。まずは今のリアルな販売状況を整理してみましょう。
✅発売予定が待たれるワークマンの登山ギア展開
✅ダイソーの1100円モデルとワークマン製品の比較
✅キャンプ用アルミポールを代用するリスクと技術的誤認
✅ワークマンに近いコスパを誇るデカトロンの信頼性
発売予定が待たれるワークマンの登山ギア展開
2026年1月現在、登山ファンの間で最も熱い視線を浴びているワークマンですが、残念ながら公式オンラインストアや全国のロードサイド店舗、ショッピングモール内のワークマンプラス等において、登山専用のトレッキングポールが定番商品として一般販売されている事実は確認できませんでした。
ワークマンは「アクティブハイク」シリーズの爆発的なヒット以来、登山靴や高機能パンツ、さらには超軽量な登山対応バックパックまで、驚異的なペースでラインナップを拡充してきました。しかし、歩行時の身体を支える「トレッキングポール」に関しては、2026年時点でも依然として空白地帯のままとなっています。

新製品発表会では、チタン製のペグや高性能なキャンプ用ポールなどが続々と発表されているため、SNSなどでは「次はトレッキングポールが出るはずだ」という予測や発売予定を心待ちにする声が絶えません。しかし、現時点ではあくまで「未発売」というステータスです。
この背景には、単なる製造コストの問題だけでなく、ユーザーの体重を預け、命を守る道具としての「安全性」をいかに低価格で担保するかという、メーカー側の慎重な品質管理の姿勢があるのかなと筆者は推測しています。
登山靴やアウターのように、いつかワークマンらしい破壊的な価格設定と実用性を兼ね備えたポールが登場するその日まで、今はじっくり待つ必要がありそうですね。
今後の展開予想と期待されるスペック
もし今後、ワークマンから待望のトレッキングポールが発売されるとしたら、これまでの製品展開の流れからして「反射材(リフレクト)」の大胆な採用や、自社のバックパックのホルダーに完璧にフィットする専用設計などが盛り込まれるかもしれません。
価格帯も、おそらく競合他社を圧倒する「980円」や「1,900円」といった戦略的な数字をぶつけてくるはずです。期待値が高まりすぎてしまいますが、正確な情報は常にワークマン公式ウェブサイトをこまめにチェックしておくのが一番ですね。
ダイソーの1100円モデルとワークマン製品の比較
「ワークマンにないなら、どこで買えばいいの?」と考えたとき、真っ先に候補に挙がるのがダイソーの1100円トレッキングポールです。1,100円という衝撃的な価格は、まさにワークマンがこれまでに提示してきた「価格破壊」の価値観そのものですよね。
ダイソーのポールは、軽量なアルミニウム合金を採用した3段伸縮式で、重量は約329g。数値だけを見れば、数千円から1万円する専門メーカーの製品と比較しても決して引けを取りません。

しかし、筆者が実際に手に取って感じたのは、ワークマンが目指す「プロ品質」との間には、まだ明確な用途の差があるということです。ダイソーのモデルは、基本的には整備された平坦な遊歩道や、公園のウォーキング、緩やかなハイキングでの使用が想定されていると感じます。
急峻な岩場や、体重を強く預けて踏ん張るような本格的な登山道では、固定部分の強度が少し心もとないかなというのが正直な感想です。我々が思うトレッキングポールというよりは、ウォーキングステッキというのが正解のようです。
また、ダイソーの製品レビューを分析すると、数回の使用で先端のゴムキャップが突き抜けたり、回転させて固定するスクリューロックが歩行時の振動で徐々に緩んだりするという報告も散見されます。
ワークマンの製品が「タフな現場」を想定しているのに対し、ダイソーはあくまで「エントリー層の手軽さ」に振り切っている印象です。将来的にワークマンがポールを出すなら、このダイソーの低価格を維持しつつ、より高い耐久性を備えてくるのではないかと、勝手にハードルを上げて期待してしまいますね。
キャンプ用アルミポールを代用するリスクと技術的誤認
ワークマンのキャンプ用品コーナーには、最近非常に充実したラインナップの「アルミポール」が並んでいます。中には非常に軽量で頑丈なものもあり、これを見て「これをトレッキングポールの代わりにできないか?」と考えてしまう方もいるようですが、これは安全上の観点から絶対にNGです。
検索エンジンでも「トレッキングポール ワークマン 代用」といった意図の調べものが見受けられますが、キャンプ用ポールとトレッキングポールは、設計思想が根本から異なります。
キャンプ用(テントやタープ用)ポールは、あくまで設営時にテントの自立を助けるための「静止した垂直荷重」に耐えるよう設計されています。対して登山用は、歩きながら体重を預けたり、ぬかるみに突き刺したり、時には岩の隙間に引っかかった状態で横方向の強い力がかかったりする「動的で不規則な負荷」に耐えなければなりません。キャンプ用の支柱を杖代わりに使うと、予想外のタイミングで破断し、鋭い断面で怪我をしたり、転倒して滑落したりするリスクが非常に高いです。安全は何よりも優先されるべきですので、必ず「トレッキングポール」として販売されている製品を選んでください。

また、登山専門メーカーのトレッキングポール(モンベルやleki)には、路面の衝撃を和らげる「アンチショック機能」や、手の疲労を抑える「グリップの形状」、そして滑り止めの「ストラップ」が備わっています。
これらは長時間の山行において、膝や手首の負担を最大25%軽減するとも言われており、ただの「棒」としての代用品では得られない重要な恩恵です。
ワークマンが現在展開しているのは、あくまでキャンプの設営を快適にするための機材であり、登山道での歩行をサポートするための道具ではないことを、しっかりと認識しておきましょう。
ワークマンに近いコスパを誇るデカトロンの信頼性
ワークマンやダイソーでトレッキングポールが買えない現在、「安さと信頼性の両立」という、まさにワークマンが掲げる哲学を体現しているのがフランス発のスポーツブランドデカトロン(FORCLAZブランド)です。
デカトロンはワークマンと同様に、企画・製造・販売を一貫して行うことで、圧倒的な低コストを実現しており、まさに「欧州版ワークマン」とも言える存在です。
筆者が特におすすめしたいのが、1本1,990円(2026年時点の目安価格)という低価格で提供されている「FORCLAZ A100 (MT100)」モデルです。このポールの凄いところは、単に安いだけでなく、フランスのモンブラン山麓で過酷なテストをクリアし、なんと「2年保証」が付いているという点です。
構造は極めてシンプルで、あらかじめ開けられた穴にピンを差し込んで長さを固定する「ピンロック式」を採用。これにより、格安ポールにありがちな「使っている最中に勝手に縮む」というストレスがほぼゼロになります。
重量も1本あたり約200g前半と非常に軽量で、ワークマンの「アクティブハイク」シューズなどと組み合わせても違和感のない、洗練されたデザインも魅力です。

ワークマンがまだ踏み込めていないこの価格帯での本格的な保証付き製品は、現時点で「ワークマン級の神コスパ品」を探している人にとって、最も誠実で間違いない選択肢だと言えるでしょう。オンラインストアでの購入も非常にスムーズなので、実店舗が近くにない方にも自信を持っておすすめできます。
※現時点ではAmazonでは売っていないようです。楽天では売っているようです。(筆者調べ・笑)
トレッキングポールをワークマン以外で賢く選ぶ方法

ワークマンで買えないからといって、いきなり3万円以上するような高級専門ブランドに手を出す必要はありません。2026年の市場には、ワークマンユーザーのニーズにぴったり合う、賢い選択肢が他にも存在します。
✅Amazonで人気のNaturehike軽量カーボン
✅アルペンのティゴラなら店舗で実物を確認できる
✅安全性を左右するロック機構と素材の選び方
✅登山スタイルに合わせたトレッキングポールとワークマン
✅まとめ:ワークマンのトレッキングポール
Amazonで人気のNaturehike軽量カーボン
「ワークマンにはない、もっとハイスペックなものを安く手に入れたい」という層に支持されているのが、Amazonを中心に展開する「Naturehike(ネイチャーハイク)」です。ワークマンがアルミニウム素材の製品を主軸にしているのに対し、Naturehikeは驚くべきことに、高価な「カーボンファイバー」を採用したポールを数千円台で市場に投入しています。
カーボンポールの最大のメリットは、その圧倒的な軽さと振動吸収性です。1本あたりの重さがスマートフォンと大差ない180g前後のモデルもあり、長距離を歩く際の腕の疲れが劇的に軽減されます。

また、カーボン特有のしなりが地面からの突き上げをマイルドにしてくれるため、膝だけでなく上半身の疲労も抑えられます。Naturehikeの「5段折りたたみ式」モデルであれば、収納時の長さが30cm台までコンパクトになり、ワークマンのリュックのサイドポケットや内部に余裕で収まります。
ただし、カーボン素材には「点」での衝撃に弱いという特性があります。岩の隙間に挟まった状態で無理な方向に力をかけたり、硬い岩場に強くぶつけたりすると、予兆なくパキッと折れてしまうことがあるため、取り扱いには多少の慣れが必要です。
この特性を理解した上で使いこなせるようになれば、ワークマンの装備一式をさらに軽量化する「UL(ウルトラライト)ハイク」への第一歩として、これ以上ない武器になるはずです。
アルペンのティゴラなら店舗で実物を確認できる
通販での買い物が不安な方や、実際に手に持った時のフィット感を大切にしたい方に最適なのが、スポーツ量販店アルペンのプライベートブランド「TIGORA(ティゴラ)」です。全国のスポーツデポやアルペンに行けば、ワークマンと同じようなカジュアルな感覚で、実物を手に取って選ぶことができます。
TIGORAのトレッキングポールは、1本2,000円前後の非常にリーズナブルなモデルから、数千円クラスの多機能モデルまで幅広く展開されています。特に注目したいのが、内蔵されたスプリングが衝撃を吸収してくれる「アンチショック機能」を搭載したモデルです。
下り坂でドンドンと足を下ろすとき、手首への負担が目に見えて軽くなるのを実感できるはずです。また、日本人の体型を考慮したサイズ設計や、派手すぎない落ち着いたカラーバリエーションは、ワークマンのウェアとも非常に相性が良いです。
店舗で購入する最大のメリットは、スタッフさんに直接アドバイスをもらえる点です。「自分の身長ならどの長さに調整すべきか」「ストラップの正しい通し方は?」といった初心者の疑問をその場で解決できるのは、ネット通販やワークマンのセルフ形式にはない大きな魅力です。
アフターサービスや予備のゴムキャップの入手性も高く、長く安心して使い続けたい初心者の方には、アルペンのティゴラは非常に堅実な選択肢となります。
安全性を左右するロック機構と素材の選び方
格安ポールを選ぶとき、どうしても「値段」や「色」ばかりに目が行きがちですが、筆者が最も重視してほしいと考えるのが「ポールの長さをどう固定するか」というロック機構の仕組みです。ここを間違えると、山行中に何度も調整し直す羽目になったり、最悪の場合は転倒事故につながったりします。
| 方式 | 特徴と信頼性 | ワークマンユーザーへの推奨度 |
|---|---|---|
| スクリューロック式 | シャフトを回転させて内部を広げる方式。最も一般的で安価。 | ★★☆☆☆(締め具合が難しく、振動に弱い面がある) |
| レバーロック式 | 外側のレバーを倒して固定。固定状態が目視で分かりやすく確実。 | ★★★★★(冬場の手袋でも操作しやすく、最もおすすめ) |
| ピンロック式 | ボタン状のピンを穴にはめ込む。長さの微調整はできないが、絶対に縮まない。 | ★★★★☆(シンプルさを追求するデカトロン愛用者向け) |
次に「素材」ですが、初心者が最初に選ぶなら、筆者は断然「アルミニウム合金(7075系など)」をおすすめします。アルミは非常に粘り強い素材で、強い負荷がかかっても「曲がる」だけで済み、いきなり折れてしまうことが少ないからです。

カーボンの軽さは魅力的ですが、最初はアルミ製でしっかりとポールの使い方に慣れるのが、安全への近道かなと思います。「不意に縮まないロック」と「粘り強いアルミ素材」。この2点を意識するだけで、格安品選びの失敗はぐっと少なくなります。
登山スタイルに合わせたトレッキングポールとワークマン
ワークマンのウェアを着て山を楽しむ「ワークマン登山派」の皆さんにとって、装備のトータルバランスは非常に重要ですよね。高級なポールだけが浮いてしまうのも変ですし、かといって安すぎて使いにくいのも困ります。
まずは、あなたがこれから「どんな山に、どれくらいの頻度で」行きたいかを想像してみてください。
例えば、「年に1〜2回、天気の良い日に高尾山や地元の低山を歩く程度」であれば、ダイソーの1100円ウォーキングステッキでも十分役割を果たしてくれます。そこで浮いたお金を、ワークマンのより高性能なメリノウールインナーやレインウェアに回すのは、非常に賢い予算配分と言えるでしょう。
一方で、「毎月のように山へ行き、いつかは富士山や八ヶ岳にも挑戦したい」というのであれば、まずはデカトロンやNaturehike、TIGORAといった、もう少し耐久性の高い「登山専門ブランド」の低価格ラインを選ぶべきです。
これらは1本あたりの価格で見ればワークマンのシューズ1足分程度ですが、その安心感と体力の温存効果は、数回使えばすぐに元が取れるほど大きいです。
登山は、装備が不足していると時に「辛い修行」になってしまいますが、適切な道具があれば「素晴らしいレジャー」になります。ワークマンの精神である「機能性と価格の最適解」を、ポール選びにおいてもぜひ貫いてみてください。

自分の足の筋力や、膝への不安、荷物の重さなどを考慮して、自分にとっての「最適」を見つけ出す過程もまた、登山の楽しみの一つですよ。
↑↑これ、結構いいですよ。ラドウェザー(LAD WEATHER ラドウェザー 日本公式ショップ) 参考にしてください。
まとめ:ワークマンのトレッキングポール
さて、ここまで「トレッキングポール ワークマン」というキーワードを軸に、現状と対策を深掘りしてきました。最終的なポイントを整理します。
- 2026年1月現在、ワークマンでの登山用トレッキングポールの販売・発売予定は公式に確認できない
- 1,100円という価格を追求するならダイソーだが、耐久性と用途は限定的
- ワークマン級の「実用性と安さ」を求めるならデカトロンのFORCLAZ A100が最も誠実な選択
- 最新素材と軽量化を楽しみたいならAmazonのNaturehike、実物重視ならアルペンのTIGORAをチェック

ワークマンの製品は本当に魅力的ですが、市場には他にもワークマンに負けず劣らず情熱を持ってギアを作っているブランドがたくさんあります。まずはこの記事で紹介した代替案を検討し、あなたにぴったりの1本を見つけてください。
なお、製品の最新の価格や在庫状況については、必ず各メーカーの公式サイトや店舗で直接ご確認ください。また、登山装備の選択は、最終的にはご自身の判断と責任において行い、不安な場合はアウトドアショップのスタッフやガイド等の専門家に相談することをおすすめします。
筆者自身も、いつかワークマンから「これぞ決定版!」というポールが登場するのを待ちつつ、今日も別の愛用ポールを手に山へ向かっています。皆さんも、安全で素晴らしい山歩きを!
※余計な一言(筆者の愛用トレッキングポールはlekiです。参考までに。笑)
筆者のつぶやき:ワークマンの製品開発力は凄まじいので、この記事を書いている数ヶ月後には、ひょっこり新作ポールが並んでいる……なんてこともあるかもしれません。もしそうなったら、またすぐに自腹で購入してレビュー記事を書きますね!それまでは、信頼できる代替ブランドでしっかりと山を楽しみましょう。



